家族の闘病と仕事の両立に悩むあなたへ：心身ともに疲弊する前にできること
家族の闘病と仕事の両立に悩むあなたへ：心身ともに疲弊する前にできること
家族の闘病をサポートする私（主婦）も疲労困憊。私たち自身が疲労とストレスで癌になりそう・・と思うくらい。 最近、とてもしんどいし、息が詰まってくるというより、体力的に限界なのか横になった途端ほぼ失神するように爆睡。 そこで良いアドバイスがあればお願いします。 成人した我が子が白血病になり、毎日病院まで着替えやその他の物を届けたり、一時退院してくると食べられるものに制限が厳しいため（調理後2時間以内のものしか食べてはいけない、生野菜をはじめ禁止されている食べ物も多々）仕事をしながら、その対応に追われたりでクタクタです。 一時退院中。 いわゆる総菜を買ってきたり、作り置きや温め直したりというのがダメなので、本人が食べたくなったタイミングに合わせて、一時退院中は朝夕がそんな食事作りです。ハチミツや納豆など、一見すると体に良い食品でも×なので、そういった食品類を完全に除去して献立を考えたり作ったり。パンも手作りし焼き立てを。 血球の低い患者は少しのホコリやほんの少しのカビもダメなので、病院からはハウスクリーニングや徹底的な掃除をするようにと移植後の患者家族全員が言われます。病院作成の分厚いリーフレットに、こと細やかに「べからず事項」「やるべき事項」がてんこ盛り。仕事から帰宅して大掃除（本人はマスクをして別室に移動してもらう）が日課に。 洗濯物も赤ちゃん用の高い洗剤で完全に別洗いし、除湿機をフル稼働させた綺麗な室内で（一室を洗濯干し専用にしました）干します。 掃除機だけでなく、日々クイックルシートやダスターを持ってあちこちを拭きまくる生活です。 夫も私もフルタイムで働きつつ、二人でシフトのように手分けして、なんとかお互い仕事をしながらサポートのやりくりをしています。 白血病患者が家族に出ると、こんなに金銭的にも時間的にも労力的にも大変なのかと。食道がんの父を看取った経験がありますが、サポートする家族側としては全然大変さが違うと思いました。白血病はとにかく家族の負担が大きすぎると実感。うちの病院が厳しすぎるのか一般的にそうなのかはわかりません。 私が休職してサポートすることも考えましたが、白血病治療ってめちゃくちゃお金がかかるので現実問題それは厳しい。 今はまた本人が入院中なので、ほぼ毎日洗濯物を届けたり汚れ物を引き取ってきたり。職場から病院までは自宅方向と反対なので、ぐるっと遠回りして帰ってくる感じです。 夫と二人で「本当に親不孝」と、絶対に子供のいない時に（本人が入院中）冗談半分、本音半分ではボヤいてストレス解消です。本人には絶対に言えないし、本人どころか周囲に言えば酷い親だと思われるだけだから。ただ、いつも基本的に本人の要求や希望は全部叶えるようにしています。 先日、夫婦そろって初めて健康診断で引っかかりました。 夫はストレスで血尿が出るようになったし、私は日々ずっとせわしなく気が休まらないせいか、心電図とレントゲンで心臓に異常があるかもとのことで精密検査になりました。 たしかにこの数カ月、忙殺されているうちにドッドッドッと動悸が喉を押し上げるような苦しい時がたまにあり、ちょっと気にはなっていました。横になって寝ていると口から心臓が出てきそうな感じ。心臓が暴れているなと思いつつ自分のことに構っている余裕がなかったので放置。 闘病中の本人には言えないこともいっぱいあり、「今日持ってきてほしい」「今日食べたい」と、言われたら、疲れていようが仕事帰りにそれが売っているところ（はるばるショッピングモールまで行ったことも）へ、面会時間ギリギリ（本人との面会は禁止なので看護師さんに渡す）に届けることも多々。 Amazonで届いたものが以前、お世辞にも清潔と言える状態ではなかったので、同じものをドラッグストアで買い直したことも。それ以来ちゃんとしたお店で清潔なものを買うようにし、通販利用もできたりできなかったり。 そうやって気を配って持参した物も、病院で看護師さんから「これしかなかったんですか？」と、叱られる始末。入院に持ち込むビニールバッグもとても条件が厳しくて、アルコールで拭けるバッグと言われて持参したのですが、「こういうのじゃなくて」とか本当に厳しくて、お金も時間も無駄に。一応、言われたようなビニールバッグを探し回ったんです。ネットも百均も、ショッピングモールもスポーツ用品店も片っ端から。でも、季節のせいかそれしか見つからなかったし、だいたい写真とか参考になる図もないから、口頭で言われたイメージだけで探し回るので細かいことはわからんですよ・・。 とまあ、病気そのものの先が見えないストレス、家族の負担のストレスで本当にしんどいです。 来年の春くらいには本退院になりそうなので、ますます自分たちの先が思いやられます。
この記事では、ご家族の白血病治療における多大な負担と、ご自身の健康への懸念を深く理解した上で、具体的な解決策と、心身の健康を維持するためのアドバイスを提供します。 ご自身の健康状態を放置せず、家族の介護と仕事の両立を成功させるための戦略を一緒に考えていきましょう。 特に、時間管理、タスクの委譲、心のケア、そして現実的な支援策の検討に焦点を当てて解説します。
1. 時間管理の徹底：優先順位と効率化
現在、あなたは仕事、家事、そしてお子さんの治療サポートと、複数のタスクを同時進行でこなしている状態です。 まず、時間管理の徹底が重要です。 そのためには、以下のステップを試してみてください。
- タスクリストの作成： すべてのタスクをリスト化し、優先順位を付けます。 緊急度と重要度を考慮し、マトリックスを用いると効果的です。 仕事、家事、病院関連のタスクをそれぞれ分類し、一日、一週間単位でスケジュールを立てましょう。
- 時間節約術の導入： 料理は可能な限り簡素化し、冷凍食品や時短調理法を活用しましょう。 買い物はまとめて行い、オンラインスーパーの利用も検討しましょう。 洗濯は効率的な方法を模索し、乾燥機を使うなど、時間短縮に繋がる工夫を取り入れましょう。 掃除は毎日ではなく、週に数回に絞り、重点的に行う箇所を決めましょう。
- デジタルツールの活用： カレンダーアプリやタスク管理アプリなどを活用し、スケジュールを可視化することで、時間管理を効率化できます。 家族と共有できるカレンダーを使用すれば、お互いの予定を把握しやすくなります。
- 休息時間の確保： 睡眠不足は心身に大きな負担をかけます。 最低6時間以上の睡眠を確保し、日中に数分でも休憩時間を設けましょう。 疲れたら無理せず休息することを優先してください。 短い仮眠でも効果があります。
2. タスクの委譲：周囲の協力を得る
すべてを一人で抱え込もうとせず、周囲の協力を得ることも重要です。 家族、友人、近隣住民、または専門機関などに相談してみましょう。
- 家族への協力依頼： 夫や他の家族に、家事やお子さんのサポートを分担してもらうように依頼してみましょう。 具体的なタスクを明確に伝え、役割分担を明確にすることで、協力が得やすくなります。 お互いの負担を軽減するため、話し合いが重要です。
- 友人や親戚への相談： 信頼できる友人や親戚に、一時的に家事や買い物を手伝ってもらうことを依頼してみましょう。 定期的なサポート体制を構築できれば、大きな助けになります。
- 地域包括支援センターの利用： 地域包括支援センターは、高齢者や障害者、その家族に対する様々な支援を行っています。 家事援助や介護サービスなどの相談ができますので、活用を検討しましょう。 自治体によってサービス内容が異なりますので、お住まいの地域のセンターに問い合わせてみてください。
- 訪問介護サービスの利用： お子さんの状態によっては、訪問介護サービスを利用できる可能性があります。 専門の介護士が自宅に訪問し、家事や介護をサポートしてくれます。 介護保険制度を利用できる場合がありますので、市町村の窓口に問い合わせてみてください。
3. 心のケア：ストレス軽減と自己肯定感の向上
あなたは現在、計り知れないほどのストレスを抱えているはずです。 心のケアを怠らず、ストレスを軽減するための対策を講じることが大切です。
- ストレス発散方法を見つける： 趣味や好きなことをする時間を作ることで、ストレスを軽減できます。 音楽を聴いたり、読書をしたり、散歩をしたり、リラックスできる方法を見つけて実践しましょう。 無理のない範囲で、好きなことを楽しむ時間を確保することが重要です。
- 友人や家族とのコミュニケーション： 信頼できる友人や家族と話をしたり、一緒に時間を過ごしたりすることで、心の支えを得ることができます。 一人で抱え込まず、気持ちを共有することが大切です。 相談できる相手を見つけることができれば、心の負担を軽減できます。
- 専門機関への相談： どうしてもストレスが解消できない場合は、精神科医やカウンセラーに相談することを検討しましょう。 専門家のサポートを受けることで、適切なアドバイスや治療を受けることができます。 相談することで、新たな視点や解決策が見つかる可能性があります。
- 自己肯定感を高める： あなたは、お子さんのために最善を尽くしている素晴らしい親です。 自分を責めたり、自己否定をしたりせず、自分の頑張りを認め、自己肯定感を高めることが大切です。 日々の小さな成功体験を積み重ね、自信を持つようにしましょう。
4. 現実的な支援策の検討：経済的な負担の軽減
白血病治療には多額の費用がかかるため、経済的な負担も大きいと思います。 現実的な支援策を検討し、経済的な負担を軽減しましょう。
- 医療費助成制度の利用： 医療費助成制度を利用することで、医療費の負担を軽減できます。 お住まいの地域やお子さんの状況によって、利用できる制度が異なりますので、市町村の窓口や病院の医療ソーシャルワーカーに相談しましょう。
- 福祉サービスの活用： 福祉サービスを利用することで、経済的な負担を軽減できます。 介護保険サービスや障害者福祉サービスなどを活用することで、家事援助や介護サービスを受けながら、経済的な負担を減らすことができます。
- 支援団体への相談： 白血病患者とその家族を支援する団体があります。 これらの団体に相談することで、経済的な支援や情報提供を受けることができます。 インターネットなどで検索し、相談してみましょう。
- クラウドファンディングの活用： どうしても経済的な負担が大きい場合は、クラウドファンディングを利用することを検討しましょう。 多くの人々の支援を得て、治療費を賄うことができます。
5. 病院とのコミュニケーション：情報の共有と連携
病院との円滑なコミュニケーションは、治療の成功とご自身の負担軽減に不可欠です。 不明な点は積極的に質問し、必要な情報を的確に得るようにしましょう。
- 担当医や看護師との定期的な面談： 治療の進捗状況や疑問点などを、担当医や看護師に定期的に相談しましょう。 不安な点や困っていることを伝えることで、適切なアドバイスやサポートを受けることができます。
- 医療ソーシャルワーカーへの相談： 医療ソーシャルワーカーは、医療に関する様々な相談に対応する専門家です。 経済的な問題や生活上の問題など、様々な相談ができますので、積極的に活用しましょう。
- 病院の規定や手順の確認： 病院の規定や手順をきちんと理解し、それに従うことで、無駄な時間や労力を省くことができます。 不明な点は、積極的に病院側に確認しましょう。
- 持ち物リストの確認と共有： 入院に必要な持ち物リストを事前に確認し、家族間で共有しましょう。 必要なものを漏れなく準備することで、病院への往復回数を減らすことができます。
まとめ
家族の白血病治療は、想像をはるかに超える負担とストレスを伴います。 しかし、適切な時間管理、タスクの委譲、心のケア、そして現実的な支援策の検討によって、状況を改善し、心身ともに健康を維持することは可能です。 この記事で紹介した方法を実践し、一歩ずつ前に進んでいきましょう。 そして、ご自身の健康状態にも十分に注意を払い、定期的な健康診断を受け、必要であれば専門家のサポートを受けてください。
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※ この記事は一般的なアドバイスであり、個々の状況に最適な解決策を保証するものではありません。 具体的な問題や悩みについては、専門家にご相談ください。