モラハラ夫を持つ家庭で大学生ができること｜親の喧嘩と将来への不安、そして自分の幸せ

父のモラハラを直したいです。私の父はおそらくですがモラハラと呼ばれるタイプなんだと思います。私は今大学生で実家から大学に通っており、妹二人と祖母（父方）と母の6人家族です。普段の父は母や祖母が作ったご飯に文句を言って皿を手で払い除けたり、食事中に話すのも政治批判や誰かの悪口ばかりで、自分の機嫌が悪いときはスマホを取り上げたり怒鳴ったりと、とにかく家を支配しようとします。小学生あたりの記憶では父は怒りっぽいところは確かにありましたが、今ほどモラルのない発言や人格を否定しませんでした。私や次女は容姿をバカにされたりするだけでそこまでひどくはありませんが、母、祖母、末っ子へのモラハラが本当にひどいです（母は特にひどい）。基本的に母の指摘を受け入れず、女は感情的で間違っている、自分の意見は正しいと思っており、祖母の意見も基本無視で否定してばかり、末っ子は三姉妹の中で見たら明らかに差別的と言うか、当たりが強いです。【例】「タバコをやめてみたら？」→「自分の金で買っているから文句を言うな。お前のせいでストレスが溜まってるんだ。」「キャンプ用品をすぐに買うのやめよう」→「自分の趣味を楽しむことさえ許されないのか」「学費を払うの手伝ってほしいんだけど…」→「俺は生活費も保険代も払ってるから払わない」要約したらこんな感じです。実際はもっと理屈の通っていない意味のわからないことを言っています。母も毎回なるべく腹立たせないように柔らかい口調で言うのですが、それでも全くだめで、最終的に聞くに耐えない口論になっています。我が家の金銭事情ですが、父は正社員で母は介護のパートです。食費や電気代などの生活費や保険代は父が払ってくれていますが、私の通っている私立大学の学費含め中学校、小学校の学費全てを母が払っています。また、基本的に子どものことは母が全般で、妹の塾代なんかも全て母です。生活費や保険代と比べるとかなり多い額を払っています。私は過去に一度、父と話し合おうとしたことがありました。「お母さんと喧嘩しそうになったら一度自分が悪いかもしれないって考えてみたらいいかもしれない」的なことを言った気がします。しかし、「お前には関係ないから勝手に首を突っ込むな」「全部お前の母親が悪い。お前もアイツの味方をするのか、俺の居場所はどこだ。出ていけばいいのか」と、お母さん構文顔負けの言葉しか帰ってきません。その後何を言っても母親が悪いの一点張り。自分が正しいと信じて疑わないんです。俺の理想の家族は〜と語り始めたときは驚きました。まるで自分たちが父のおままごとに付き合わされているような感覚です。「あぁ、この人には何を言ってもだめなのかもしれない」と、そこで父との話し合いを諦めてしまいました。また、最近父がゲームに課金していることが発覚しました。課金履歴が閲覧できる3ヶ月間で総額70万円です。流石に引きました。母は怒りを通り越してここまで来ると可哀想、と言って呆れ果てています。不幸中の幸いで、母の性格はサバサバしており、モラハラにハマりやすい女性の特徴は全く一致していません。父の言葉もそこまで気にしておらず、一人で遊びに行ったりしてストレス発散もしています。（気にしてないというのは私に心配をかけないためかもしれない）こういったモラハラは治るものなのですか？両親の喧嘩を妹たちに聞かせるのも嫌ですし、母がこんなことを言われるのも腹が立ちます。父は外面だけはいいので周りの人からはいい人だと思われており、会社では母のことを悪く言いふらしているので母の評判は低いです。母に非はほとんどありません。父は自分がこの家で一番偉いと思っていて、家族が好きというよりは、父親である自分が好きなんでしょうね。時分がモラハラをしているだなんて思いつきもしないでしょう。それを指摘したところで認めるとは到底思えません。それでもこれまで自分のことを育ててくれた親なので、父のことは好きでいたいんです。こんな性格で将来ひとりぼっちになる父を想像したらどうしても悲しくなってしまいます。この思考が既にモラハラの術中にハマってしまっているのでしょうか？離婚は色んな問題があってできません。どうすればいいのでしょう。大学生の私に何ができますか？長々と失礼しました。書いている途中に感情が乗ってしまい、読みづらいところがあるかもしれません。よろしければ回答お願いします。

この質問は、家庭内での父親のモラハラ行為に苦しむ大学生の方からの切実な相談です。経済的な事情や離婚の困難さ、そして父親への複雑な感情など、多くの問題が絡み合っています。この記事では、まず現状を客観的に分析し、大学生である相談者さんができる具体的な対策、そして長期的な視点からの解決策を提示していきます。さらに、相談者さんの抱える「父親への愛情」と「モラハラへの怒り」という相反する感情への対処法についても深く掘り下げ、将来への不安を少しでも解消できるようサポートします。

１．現状分析：モラハラのパターンと家族への影響

まず、お父様の行動は典型的なモラハラのパターンに当てはまります。それは、支配欲の強さ、理不尽な怒り、責任転嫁、人格否定などです。特に、母親への言葉の暴力や、経済的な負担の不均衡は深刻な問題です。70万円ものゲーム課金は、家庭への無責任さを如実に表しています。

さらに、このモラハラは、母親だけでなく、祖母や妹さんにも悪影響を及ぼしています。精神的なストレスは、健康問題にもつながりかねません。相談者さんも、父親との関係に苦しみ、将来への不安を感じているようです。

２．大学生ができる具体的な対策：まずは自分を守る

現状を変えるには、まず自分自身を守ることが重要です。大学生活に集中し、学業成績を維持することは、将来の選択肢を広げる上で非常に大切です。また、友人や信頼できる教授、大学の相談窓口などに話を聞いてもらうことで、精神的な負担を軽減することができます。

記録を残す：お父様のモラハラ行為を記録に残しておくことは、将来必要となる可能性があります。日付、時間、内容を具体的にメモしておきましょう。音声や動画の記録も有効です。
物理的な距離を置く：可能であれば、大学寮やアパートに住むことを検討しましょう。物理的な距離を置くことで、精神的な負担を軽減できます。
専門機関への相談：DV相談窓口や、専門のカウンセラーに相談することも有効です。一人で抱え込まず、専門家の力を借りましょう。
家族とのコミュニケーション：母親や妹さんたちと、定期的に話をしましょう。お互いの気持ちを共有し、支え合うことが大切です。ただし、危険な状況に巻き込まれないよう、注意が必要です。

３．長期的な視点：家族関係の改善と将来設計

残念ながら、お父様の性格が劇的に変わる可能性は低いでしょう。モラハラ加害者は、自分の行動が問題だと認識することが非常に困難です。そのため、家族関係の改善は、お父様を変えることではなく、家族がどのように対応していくかに焦点が当てられるべきです。

母親の支援：母親が、一人で抱え込まずに、友人や親戚、専門機関のサポートを受けることが重要です。母親の精神的な健康を守ることは、家族全体の幸福に繋がります。
経済的な自立：大学卒業後、経済的に自立することで、家庭からの精神的な束縛から解放されます。アルバイトや奨学金、将来の就職活動など、積極的に行動しましょう。
妹さんたちのケア：妹さんたちが、父親のモラハラに影響を受けていないか、注意深く見守りましょう。必要であれば、学校や専門機関に相談しましょう。
将来の選択肢：大学卒業後の進路について、じっくりと検討しましょう。自分の幸せを第一に考え、将来設計を立ててください。

４．父親への複雑な感情への対処

相談者さんは、父親への愛情と怒りの両方の感情を抱えています。これは、決して珍しいことではありません。モラハラ被害者は、加害者への複雑な感情を抱きがちです。

感情を受け入れる：自分の感情を否定せず、ありのままを受け入れることが大切です。怒りや悲しみ、罪悪感など、様々な感情が湧き上がってくるでしょう。それらは全て、あなたの心の正直な表現です。
境界線を引く：父親との距離感を調整し、適切な境界線を引くことが重要です。過度な期待や、父親の要求に応えようとする必要はありません。自分の時間と心を守ることを優先しましょう。
自己肯定感を高める：モラハラ被害者は、自己肯定感が低くなりがちです。自分の良いところを見つけ、自分を大切にすることを心がけましょう。趣味や友人関係、ボランティア活動など、自分の心を満たす活動を見つけることも有効です。

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５．まとめ：一歩ずつ、前へ

モラハラ問題は、一朝一夕に解決できるものではありません。しかし、相談者さんができることはたくさんあります。まずは、自分自身を守り、信頼できる人に相談し、一歩ずつ前へ進んでいきましょう。大学生活を充実させ、将来の選択肢を広げ、経済的な自立を目指すことは、この問題を乗り越えるための重要なステップです。そして、いつの日か、笑顔で未来を見つめられる日が来ることを願っています。困難な状況ではありますが、決して一人で抱え込まず、周りの人の力を借りながら、少しずつでも解決策を探していきましょう。

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