介護施設での問題解決:不衛生な環境と不適切な対応への対策
介護施設での問題解決:不衛生な環境と不適切な対応への対策
この記事では、介護施設に入所している親御さんのケアについて、具体的な問題とその解決策を掘り下げていきます。不衛生な環境、不適切な対応、そして今後の対策について、あなたの不安を解消するための情報を提供します。
認知症の母(物忘れが酷いですが、会話は正常にでき、理解力もあります)について相談です。現在は介護付き老人ホームにお願いしています。先日、倒れて骨折し入院した際にお尻のただれが酷く、カビまで生えていたと病院の看護師さんに「ホームに入っているのに、こんなになるまで放っておくの?」とビックリされました。
ホームでは部屋にあるトイレにウォシュレットを付けているのですが、使ってないのかと思い改めてホームの部屋のトイレを確認したらウォシュレットが外されていました?!不思議に思いヘルパーに尋ねたら「着座センサーは付いてるけど水を停止しないまま立ち上がるから床が濡れて掃除が大変だから使えないように外した」とのこと…自分でトイレはするけど、たまに失敗するのでパンツ式のオムツを履いている母に、ウォシュレットを使えなくした上に、入浴時にもお尻の状態を見てくれずに不衛生なままにしてただれてカビが生えても気付かない始末…せめてウォシュレットだけでも復活させてあげたいと思うのですが、認知症の年寄りでも使えるようなウォシュレットがあれば教えて下さい。
ホームは寝たきりの入居者の世話に忙しく、一人でトイレに行く母の介助はしてくれません。薬も、命に関わる内服薬は管理してくれますが、皮膚科系の軟膏などは手がヒビ割れ血が出ていて私がお願いしても「私たちも忙しいので、それくらいは自分でやって下さい」と応じてくれません。それどころか入居者の母にまで「給料が安い上に夜勤まで有るし、手のかかる人ばかりで本当に大変だから、手間かけないで!」と愚痴り怒るそうです。どこのホームもこんなモンなのでしょうか?
そもそも骨折の原因も、「食欲が無い」と言って10日も食べずにいた母を、点滴もせずに放っておいた上に、最高血圧が80を下回っても、血圧を下げる薬を飲ませ続けた結果、貧血を起こし白目をむいて倒れていたそうです。
母の為に、できれば、もっとちゃんと面倒を見てくれるホームに移りたいのですが、どこも空きが無いのが現状で…せめてウォシュレットだけでも復活させてあげたいと思っています。ウォシュレットも含め、こんなホームへの対処法や、良いホームの見分け方をご存知の方、どうか知恵をお貸し下さい。私がホームに、不満や要望を伝えたらヘルパーさん達は認知症(老人性のウツも有り精神科にかかってます)の伯母に辛く当たりそうな気がして心配です。
その不安に追い打ちをかけるように病院から「介助があれば車椅子に座れるまで回復したので、あと1週間程で退院して下さい」と言われ、このままあの放置ホームに帰せば間違いなく、この先を車椅子で過ごすことになるか、最悪、ホームが怖がってベッドから動かさないようにして寝たきりになってしまう気がします。「また自分で歩きたい」とリハビリを頑張っている母の気持ちを、入院中の病院に訴えても「88歳にもなって骨折したら寝たきりになっても仕方ないのに、余生が車椅子になっても寝たきりよりマシだと思わないと…なにせ高齢ですから」と吐き捨てるように言われショックを受けています。88の高齢ですが幾つになっても、私にとって大切な存在であることに変わりはありません。
退院後も病院からホームに訪問リハビリをお願いすることも可能かも知れませんが、やっと車椅子に座れる状態であの放置ホームに帰すことが、とても不安です。どうすることが母にとってベストなのか、皆さんのお知恵をお貸し下さい。長文になりすみません。宜しくお願い致します。補足ちなみに、今回の入院のきっかけは、母が「食欲が無い」と食べてないのを看護師は見ていて私に「もう1週間位、殆ど何も食べてませんし、食べていない為か血圧も度々、上が80をきるのですが医師が、老人性ウツから来るものだろうから(?!)様子を見ると言うので特に何の処置もしてません」と言うのを聞いて慌てて「すぐに点滴してもらって下さい!」と依頼したのですが、その翌朝、自室で白目をむいて倒れていたのを発見され…それでもまだ医者は横にして様子を見ろと言ったそうです。最初は指示に従っていたヘルパーが「もの凄く痛がり、血圧も更に下がって来たから」と制止する顧問ドクターを振り切るように救急車を呼び病院に運ばれた結果、大腿骨骨折でした。ホームからは何の説明も無く、私が荷物を取りに行っても所長からもヘルパーからも「具合どうですか?」の一言も無く…母の転倒は、医師の処置が遅れた為の貧血が原因だったと、個人的に見舞に来てくれたホームの相談員から教えられました。処置の遅れが原因となると今回のケガはホームと顧問ドクターに責任が有ると思い、入院中も黙ってホームの部屋料を払うのは納得いかないのですが皆さんの意見をお願いします。
介護施設での親御さんのケアに関するご相談、拝見しました。ご家族として、非常にご心配な状況であると推察いたします。お母様の健康状態、施設の対応、そして今後の生活に対する不安、様々な問題が複雑に絡み合っています。この状況を改善するために、具体的な対策と、より良い介護環境を見つけるためのヒントを、以下にまとめました。
1. 現状の課題を整理する
まず、現状の問題点を整理しましょう。今回のケースでは、以下の点が主な課題として挙げられます。
- 不衛生な環境:お尻のただれ、カビの発生、ウォシュレットの不使用。
- 不適切なケア:入浴時の状態確認不足、軟膏などの塗布を拒否。
- 施設の対応:入居者への不満、ヘルパーの対応の悪さ、情報共有の欠如。
- 医療連携の不備:食欲不振への対応の遅れ、血圧管理の誤り。
- 今後の不安:退院後の生活、寝たきりになることへの懸念。
これらの課題を具体的に把握することで、対策を立てやすくなります。
2. ウォシュレットの問題解決
お母様のQOL(生活の質)を向上させるために、ウォシュレットの再利用は非常に重要です。認知症の高齢者でも安全に使えるウォシュレットを選ぶためのポイントを解説します。
2-1. 認知症対応ウォシュレットの選び方
認知症の高齢者でも安全に使えるウォシュレットを選ぶためには、以下の点に注目しましょう。
- シンプルな操作性:ボタンの数が少なく、直感的に操作できるものが理想です。
- 自動洗浄機能:使用後に自動でノズルを洗浄する機能があると、清潔さを保てます。
- 温度調節機能:熱すぎるお湯や冷たすぎる水が出ないように、温度調節機能が重要です。
- 安全機能:誤操作を防ぐためのロック機能や、温度が高くなりすぎないようにする機能があると安心です。
- 専門家への相談:介護用品専門の業者や、ケアマネージャーに相談し、お母様の状態に合ったウォシュレットを選びましょう。
2-2. 施設との交渉
ウォシュレットの再設置を施設に働きかける際には、以下の点を意識しましょう。
- 具体的な要望を伝える:なぜウォシュレットが必要なのか、具体的に説明しましょう。例えば、「お尻の清潔を保つために必要」など、具体的な理由を伝えることで、施設側の理解を得やすくなります。
- 代替案の提示:もし施設の対応が難しい場合は、自分でウォシュレットを購入し、設置することを提案するのも良いでしょう。
- 記録を残す:交渉の内容や結果を記録しておきましょう。後々のトラブルを避けるためにも、書面でのやり取りが有効です。
- ケアマネージャーとの連携:ケアマネージャーに相談し、施設との交渉をサポートしてもらいましょう。ケアマネージャーは、専門的な知識と経験を持っており、円滑なコミュニケーションを支援してくれます。
3. 施設への改善要求と対応
施設の対応に不満がある場合、どのように改善を求めていくか、具体的な方法を解説します。
3-1. 施設とのコミュニケーション
まずは、施設長や担当者と直接話し合い、問題点を具体的に伝えましょう。感情的にならず、冷静に、そして具体的に伝えることが重要です。
- 問題点の明確化:具体的に何が問題なのかを明確に伝えましょう。例えば、「お尻のただれが改善されない」「軟膏を塗布してくれない」など、具体的な事例を挙げることが重要です。
- 要望の提示:改善してほしい点を具体的に伝えましょう。例えば、「ウォシュレットを再設置してほしい」「入浴時に状態を確認してほしい」など、具体的な要望を伝えることで、施設側も対応しやすくなります。
- 記録の活用:これまでの経緯や、問題点を記録したものを提示することで、より説得力が増します。
- 定期的な面談:定期的に面談を行い、改善状況を確認しましょう。
3-2. 苦情申し立て
施設との話し合いで改善が見られない場合は、苦情申し立てを検討しましょう。多くの施設には、苦情を受け付ける窓口が設置されています。
- 苦情窓口の確認:施設の苦情窓口を確認し、苦情の申し立て方法を確認しましょう。
- 苦情内容の明確化:苦情の内容を具体的にまとめ、証拠となるもの(写真、記録など)を添付しましょう。
- 第三者機関への相談:都道府県や市区町村の介護保険担当窓口や、第三者機関(弁護士など)に相談することもできます。
4. より良い介護施設を探す
現在の施設での問題が解決しない場合、より良い介護施設を探すことも検討しましょう。施設選びのポイントを解説します。
4-1. 施設の見学と情報収集
複数の施設を見学し、情報を収集することが重要です。
- 見学時のチェックポイント:
- 施設の雰囲気:清潔さ、明るさ、スタッフの対応などを確認しましょう。
- 入居者の様子:入居者がどのように過ごしているか、表情や様子を観察しましょう。
- スタッフの対応:スタッフが親切で、入居者とのコミュニケーションが取れているかを確認しましょう。
- 設備の充実度:バリアフリー設備や、緊急時の対応などを確認しましょう。
- 情報収集の方法:
- インターネット検索:施設の情報を調べ、口コミや評判を参考にしましょう。
- ケアマネージャーへの相談:ケアマネージャーに相談し、施設の情報を収集しましょう。
- 地域の相談窓口:地域の介護保険担当窓口や、地域包括支援センターに相談しましょう。
4-2. 施設選びの優先順位
施設を選ぶ際には、以下の点を優先順位として考えましょう。
- お母様のニーズへの対応:お母様の健康状態や、生活スタイルに合った施設を選びましょう。
- スタッフの質:スタッフの専門性、経験、そして入居者への対応などを確認しましょう。
- 施設の雰囲気:明るく、清潔で、安心して過ごせる環境であるかを確認しましょう。
- 費用:予算に合った施設を選びましょう。
- アクセス:ご家族が面会しやすい場所にあるかを確認しましょう。
5. 医療連携の重要性
医療機関との連携がスムーズに行われているかは、介護施設を選ぶ上で非常に重要なポイントです。今回のケースでは、食欲不振への対応の遅れ、血圧管理の誤りなど、医療連携の不備が問題として挙げられます。
5-1. 医療連携の確認ポイント
- 協力医療機関の有無:緊急時の対応や、定期的な健康チェックなど、医療機関との連携体制を確認しましょう。
- 医師の訪問頻度:医師が定期的に施設を訪問し、入居者の健康状態をチェックしているかを確認しましょう。
- 看護師の配置:看護師が常駐しているか、または日中の時間帯にいるかを確認しましょう。
- 服薬管理:服薬管理が適切に行われているかを確認しましょう。
- 情報共有:医療機関との情報共有がスムーズに行われているかを確認しましょう。
5-2. 医療連携がうまくいかない場合の対応
もし、現在の施設で医療連携がうまくいかない場合は、以下の対応を検討しましょう。
- 医師との連携:お母様の主治医と連携し、施設に対して適切な指示を出すように依頼しましょう。
- 情報提供:お母様の健康状態や、これまでの経緯を、施設と医療機関に正確に伝えましょう。
- 転院の検討:医療連携が改善しない場合は、より医療体制が整った施設への転院を検討しましょう。
6. 精神的なサポート
ご家族が抱える精神的な負担は非常に大きいものです。一人で抱え込まず、周囲のサポートを活用しましょう。
6-1. 相談できる相手
- ケアマネージャー:介護に関する専門的な知識を持ち、様々な相談に乗ってくれます。
- 家族や親族:悩みを共有し、協力し合える関係を築きましょう。
- 友人:話を聞いてもらい、気持ちを楽にしましょう。
- 専門家:弁護士や、精神科医など、専門家に相談することも有効です。
6-2. ストレス解消法
- 休息:十分な睡眠を取り、心身を休ませましょう。
- 趣味:自分の好きなことに時間を使い、気分転換しましょう。
- 運動:適度な運動は、ストレス解消に効果的です。
- リラックス法:アロマテラピーや、瞑想など、自分に合ったリラックス法を見つけましょう。
今回のケースでは、お母様の健康状態の悪化、施設の対応の不備、そして今後の生活に対する不安が複雑に絡み合っています。まずは、現状の問題点を整理し、一つずつ解決していくことが重要です。ウォシュレットの再設置、施設とのコミュニケーション、より良い介護施設への転居など、様々な選択肢を検討し、お母様にとって最善の選択をしましょう。
また、ご家族の精神的な負担を軽減するために、周囲のサポートを活用し、自分自身のケアも忘れずに行いましょう。
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介護は、ご家族にとって大変な負担となることもありますが、決して一人で抱え込まず、様々なサポートを積極的に活用してください。あなたの努力が、お母様のより良い生活につながることを心から願っています。
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