「宿直」のはずが…夜勤、待機、そして無責任な会社に見切りをつけたあなたへ：キャリア再構築の道
「宿直」のはずが…夜勤、待機、そして無責任な会社に見切りをつけたあなたへ：キャリア再構築の道
この記事では、ハローワークの紹介で宿直の仕事に応募したものの、会社の対応に翻弄され、最終的に退職を決意された方のケースを取り上げます。無責任な会社の対応に怒りを感じながらも、今後のキャリアについて悩んでいるあなたへ、具体的なアドバイスと、キャリアを再構築するためのヒントを提供します。
エルスリーについて回答していらしたので・・・アドバイスお願いします
ハローワークの紹介で『宿直』の業務に応募し履歴書を横浜の本社に送りました。
面接の連絡があったので事業所に出向いたところ「うちでは募集していない」と言われ着信あった電話番号を提示したら同じ静岡市内にある事業所からとわかりそちらに向かいました。
面接では「宿直はやっていないから夜勤をやってほしい」と言われ夜勤業務につきましたが１６室なのに以前勤めた高専賃（４２室）より大変だったので他のところで宿直業務を探して辞める意思表示しました。
ところが「来年（今年）から宿直開始するのでそれに代わってね」と言われ１２月まで夜勤やって“待機”してました。
１月２月と待って２月２８日にシビレを切らして会社に電話すると「３月から始めます、明日からです」と！
三人体制でスタートし私は週二回のシフトでしたが初日から一人出社しなくなりもう一人も“歯医者がある” “厨房の仕事はイヤ”と言って休みがち・・・・私がその分フォローしてきましたが４月に入って電話一本で辞めると言ってきて、そのまま出社しません。
私は人が入るまでがんばるつもりだったんですが、会社は求人している様子はなく（ハローワークにも出ていません）ただ私に誰か宿直やれる人を探してきたら再開すると（今は休止か廃止か不明です）
少ない人数でやっている施設で次々と人が辞めていく（１月２人２月３人３月５人）入ってくるのはその半分ホーム長は毎日夜勤やっている状況で現場のサービス責任者は宿直がいないと困るからとホーム長やブロック長に言ってくれてますが、お互いに責任転嫁してます。
あまりにも無責任な会社に怒りを感じて労働基準監督署に相談したら１月２月の待機分と今月分の給料６割は受け取る権利があるから請求するようにとアドバイス受けました。
でも無責任な会社＝ブラック企業の感が強く・・・職員用のトイレや休憩所なくお茶を飲むためのコップ持参も禁止
こんなところは辞めたほうがいいかと思いながら悔しい想いがいっぱいです。
エルスリーはどこも同じなんでしょうか？
まず、あなたの置かれた状況を理解し、抱えている感情に寄り添いたいと思います。ハローワークの紹介で応募した仕事と実際の業務内容が異なり、会社側の対応も二転三転し、最終的には無責任な態度に失望されたこと、本当に辛かったと思います。労働基準監督署への相談という行動を起こされたことからも、この状況を何とかしたいという強い気持ちが伝わってきます。そして、ブラック企業ではないかという疑念、今後のキャリアへの不安、様々な感情が入り混じっていることでしょう。
1. 現状の整理と問題点の明確化
まず、現状を客観的に整理し、問題点を明確にしましょう。今回のケースでは、以下の点が問題として挙げられます。
- 求人内容との相違: 応募した宿直業務と、実際に任された夜勤業務が異なっていた。
- 不誠実な対応: 宿直業務開始を約束しながら、具体的な進展がなく、最終的には人材不足を理由に宿直が再開されない可能性も示唆されている。
- 労働環境の悪さ: 職員用のトイレや休憩所がない、コップの持参が禁止されているなど、労働環境が劣悪である。
- 人員不足と責任転嫁: 人材が定着せず、ホーム長が夜勤を強いられるなど、組織運営に問題がある。責任の所在が曖昧になっている。
- 給与未払い・不当な扱い: 待機期間中の給与や、退職後の給与未払いなど、労働基準法に抵触する可能性がある。
これらの問題点を踏まえ、今後の対応策を検討していきましょう。
2. 労働基準監督署への対応と給与請求
すでに労働基準監督署に相談されているとのことですので、そのアドバイスに従い、未払い給与の請求を行いましょう。具体的には、以下の手順で進めます。
- 証拠の収集: 労働契約書、シフト表、給与明細、会社とのやり取りを記録したメールやメモなど、証拠となるものを集めます。
- 内容証明郵便の送付: 会社に対して、未払い給与の支払いを求める内容証明郵便を送付します。これにより、請求の事実を明確にし、法的効力を持たせることができます。
- 労働基準監督署への相談: 会社が支払いに応じない場合は、労働基準監督署に再度相談し、指導や是正勧告を求めます。
- 法的手段の検討: 労働基準監督署の指導に従わない場合や、解決が見込めない場合は、弁護士に相談し、法的手段（労働審判や訴訟）を検討します。
未払い給与の請求は、あなたの正当な権利です。諦めずに、適切な手続きを行いましょう。
3. 辞める決断と、その後のキャリアプラン
今回のケースでは、すでに退職を決意されているとのことですので、その決断を尊重し、今後のキャリアプランについて考えていきましょう。
辞めることのメリット:
- 精神的な負担からの解放: 無責任な会社、劣悪な労働環境から解放され、精神的な負担が軽減されます。
- 新たな可能性の追求: 自分のキャリアプランに合った仕事を探すことができます。
- 自己肯定感の回復: 自分の価値観に合った働き方を選択することで、自己肯定感が高まります。
今後のキャリアプラン:
まずは、これまでの経験を振り返り、自分の強みや興味関心、キャリアビジョンを明確にしましょう。今回の経験から得られた教訓を活かし、より良い職場環境、働き方を見つけるために、以下のステップでキャリアプランを立てていきましょう。
- 自己分析:
- スキルの棚卸し: これまでの仕事で培ってきたスキル（コミュニケーション能力、問題解決能力、専門知識など）を具体的に書き出します。
- 興味関心の明確化: どのような仕事に興味があるのか、どのような働き方をしたいのかを考えます。宿直業務に限らず、介護業界、医療業界、サービス業など、幅広い視野で検討してみましょう。
- 価値観の整理: 仕事をする上で、何を大切にしたいのか（給与、やりがい、人間関係、ワークライフバランスなど）を明確にします。
- 情報収集:
- 求人情報の収集: 転職サイト、ハローワーク、企業のホームページなどを活用し、求人情報を収集します。宿直業務にこだわらず、夜勤、日勤、パート、アルバイトなど、様々な働き方を検討しましょう。
- 業界・企業研究: 興味のある業界や企業について、情報収集を行います。企業の評判、労働環境、給与体系などを調べ、自分に合った企業を見つけましょう。
- キャリア相談: キャリアコンサルタントや転職エージェントに相談し、客観的なアドバイスを受けましょう。あなたの経験や希望に合った求人を紹介してもらうことも可能です。
- 応募書類の作成:
- 履歴書: 職務経歴、スキル、自己PRなどを具体的に記載し、あなたの魅力をアピールしましょう。
- 職務経歴書: これまでの職務内容、実績、スキルを詳細に記載し、あなたの経験を具体的に示しましょう。
- 自己PR: あなたの強みや、その企業でどのように貢献できるのかを具体的にアピールしましょう。
- 面接対策:
- 企業研究: 面接前に、企業の情報をしっかりと調べておきましょう。
- 想定問答: 面接で聞かれる可能性のある質問（自己紹介、志望動機、退職理由、長所・短所など）に対する回答を事前に準備しておきましょう。
- 模擬面接: 家族や友人、キャリアコンサルタントに協力してもらい、模擬面接を行いましょう。
今回の経験を活かし、より良いキャリアを築くために、積極的に行動していきましょう。
4. ブラック企業の見分け方と、今後の注意点
今回の経験から、ブラック企業の特徴を学び、今後の転職活動に活かしましょう。ブラック企業には、以下のような特徴があります。
- 過度な労働時間: 長時間労働、サービス残業、休日出勤が多い。
- 低賃金: 賃金が低い、残業代が支払われない。
- 劣悪な労働環境: 休憩施設がない、トイレが汚い、パワハラ・セクハラが横行している。
- 人材の使い捨て: 離職率が高い、人材育成がされていない。
- 不誠実な対応: 求人内容と実際の業務内容が異なる、約束が守られない。
- コンプライアンス意識の欠如: 労働基準法などの法令を遵守しない。
これらの特徴に注意し、転職活動を行う際には、以下の点に気をつけましょう。
- 企業の評判を調べる: 転職サイトの口コミ、企業のホームページ、SNSなどを参考に、企業の評判を調べましょう。
- 労働条件を詳しく確認する: 労働時間、給与、休日、福利厚生などを事前に確認し、疑問点は企業に質問しましょう。
- 面接で企業の雰囲気を感じ取る: 面接官の態度、職場の雰囲気、社員の様子などを観察し、自分に合った企業かどうかを見極めましょう。
- 内定承諾前に熟考する: 内定を得たら、労働条件や企業の評判を再度確認し、本当に自分に合った企業かどうかを慎重に検討しましょう。
今回の経験を教訓に、より良い職場環境を見つけ、あなたのキャリアを成功させてください。
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5. 宿直業務以外の選択肢：多様な働き方とキャリアチェンジ
宿直業務にこだわらず、他の働き方も検討してみましょう。あなたの経験やスキルを活かせる、多様な選択肢があります。
- 夜勤業務: 宿直業務と同様に、夜間の勤務を必要とする仕事です。介護施設、病院、警備会社など、様々な業種で募集があります。
- 日勤業務: 昼間の勤務を基本とする仕事です。介護施設、病院、サービス業など、様々な業種で募集があります。
- パート・アルバイト: 短時間勤務が可能で、自分のライフスタイルに合わせて働くことができます。
- 派遣社員: 派遣会社に登録し、様々な企業で働くことができます。様々な職種を経験し、スキルアップを図ることができます。
- 正社員: 安定した雇用形態で、キャリアアップを目指すことができます。
- フリーランス: 自分のスキルを活かし、自由に働くことができます。
- 副業: 本業を持ちながら、別の仕事で収入を得ることができます。
これらの選択肢の中から、あなたの希望や条件に合った働き方を見つけましょう。
キャリアチェンジの可能性:
今回の経験を機に、全く異なる職種へのキャリアチェンジを検討することもできます。例えば、以下のような職種が考えられます。
- 介護・福祉関連職: 介護職員、ケアマネージャー、生活相談員など、あなたの経験を活かせる職種です。
- 医療関連職: 医療事務、看護助手など、医療現場で働く職種です。
- サービス業: ホテル、レストラン、小売店など、接客経験を活かせる職種です。
- 事務職: 事務、経理、人事など、事務スキルを活かせる職種です。
キャリアチェンジをする場合は、新しいスキルを習得する必要があるかもしれません。資格取得支援制度を利用したり、通信講座を受講したりするなど、積極的にスキルアップを図りましょう。
6. まとめ：未来への一歩を踏み出すために
今回の経験は、あなたにとって非常に辛いものであったと思いますが、決して無駄ではありません。この経験から学び、今後のキャリアに活かすことができます。労働基準監督署への相談、未払い給与の請求、そして、今後のキャリアプランの検討など、積極的に行動することで、必ず未来は開けます。
あなたのキャリアを応援しています。困難を乗り越え、自分らしい働き方を見つけてください。
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