転職コラム

転職を考えるなら知っておきたい!新型老健と従来型老健の違いと介護職の仕事内容

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目次



新型老健とは?
1-1. 介護療養型医療施設から移行される背景
1-2. 従来型老健との違い
1-3. 介護医療院との違い

介護職の仕事内容
2-1. 介護業務
2-2. 医療業務

この仕事に転職したいときにおすすめの転職エージェント

よくあるQ&A
4-1. 新型老健と従来型老健、どちらが厳しい仕事ですか?
4-2. 介護職員初任者研修とは何ですか?
4-3. 介護職になるためにはどのような資格が必要ですか?


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新型老健とは?

1-1. 介護療養型医療施設から移行される背景

「介護療養型医療施設」は、介護保険法に基づき、要介護者の医療・看護を行いながら、退院や自宅復帰を目指す施設でした。しかし、医療と介護の境目が曖昧になっていたことや、介護保険が適用されていたことから、施設の運営が難しくなっていました。厚生労働省はこの問題を解決するため、介護療養型老人保健施設(新型老健)の創設を決定しました。新型老健は、介護保険を利用する入居型施設で、利用者さんに医療・看護サービスを提供しながら、自立支援や在宅復帰を目指します。

1-2. 従来型老健との違い

従来型老健は、在宅復帰を目指す利用者さんに介護サービスを提供する施設でした。一方、新型老健は、介護サービスに加えて医療ケアが充実しているのが特徴です。新型老健には看護師が24時間常駐し、日常的な医療処置が可能です。また、利用者さんの健康状態に応じて、医師や薬剤師なども対応することができます。

従来型老健と新型老健では、人員配置の割合にも違いがあります。新型老健では、100床当たりに従来型老健よりも8人多い看護職員が配置されています。さらに、新型老健では看護師の夜間配置が義務づけられているため、24時間体制で看護師が常駐しています。これにより、夜間の急性増悪時にも必ず看護師による対応ができるため、利用者さんの安心・安全な生活を支援することができます。

また、新型老健では医師1人あたりに対応できる看護師の数が多いのも特徴です。このため、従来型老健よりもきめ細かい診察のサポートが見込めます。さらに、新型老健では、緊急時の対応や看取り・ターミナルケアの提供もできます。看取りやターミナルケアの充実は、利用者さんとその家族にとって大きな安心となります。

従来型老健と新型老健では、提供するサービスの内容が異なるため、介護職員の業務内容も異なります。従来型老健では、利用者さんの自宅復帰を目指したサポートを行います。一方、新型老健では、医療ケアを含めたトータルケアを提供するため、看護師や医師と協力しながら業務を行います。このように、新型老健での介護職員の業務内容は、従来型老健とは異なる高度な専門性が求められるものとなっています。

1-3. 介護医療院との違い

介護医療院は、要介護度の高い認定を受けた利用者さんが長期療養しながら安心して生活できる施設です。新型老健と同様に、介護医療院でも看護師を中心に日常的な医療ケアが受けられます。しかし、介護医療院は終身利用を可能としており、退所の審査があるものの、本人の意思とは関係なく退所することはありません。一方、新型老健は、入居者の在宅復帰を目指すことが前提であり、入所の審査が3か月ごとに行われます。利用者さんが在宅生活を継続できると判断された場合は、本人の意思とは関係なく退所しなければなりません。また、新型老健では、在宅復帰を目指した日常生活のリハビリテーションも行われます。

介護職の仕事内容

2-1. 介護業務

介護職の仕事内容には、入居者さんの生活サポートが含まれます。具体的には、入浴や食事の介助、排泄の援助、衣類の着脱、寝たきりの方の体位変換、移乗などの身体介護業務があります。また、入居者さんのコミュニケーションやレクリエーションにも力を入れ、生活の質を向上させることも大切な業務の一つです。

2-2. 医療業務

新型老健では、医療ケアが充実しているため、医療業務も重要な仕事の一つとなります。看護師の業務としては、医師の指示に基づく処置や投薬、病状の観察や記録、各種検査の準備などがあります。また、緊急時には、急性増悪時の対応や救急処置、看取りケアなども必要になる場合があります。

この仕事に転職したいときにおすすめの転職エージェント

介護職に転職する際には、転職エージェントの利用がおすすめです。転職エージェントは、求職者の希望やスキルを踏まえた上で、最適な求人情報を提供してくれます。また、応募から面接、内定までのサポートも行ってくれるため、転職の手間やストレスを軽減することができます。

介護職に特化した転職エージェントには、「介護求人ナビ」や「介護タウン」、「カイゴジョブ」などがあります。これらの転職エージェントは、介護職に特化した求人情報を多数取り扱っており、スキルや希望条件に合った求人を紹介してくれます。また、求人情報の提供だけでなく、履歴書の書き方や面接対策などのアドバイスも行ってくれるため、初めての転職でも安心して利用することができます。

よくあるQ&A

4-1. 新型老健と従来型老健、どちらが厳しい仕事ですか?

介護職は、どちらの施設でも身体的・精神的な負担が大きく、厳しい仕事です。ただし、新型老健では医療ケアも提供されるため、専門的な知識やスキルが必要となります。従来型老健と比較して、より高度な専門性が求められるため、学ぶことが多くなるかもしれません。

4-2. 介護職員初任者研修とは何ですか?

介護職員初任者研修は、介護職に就くための基礎的な知識や技術を身につけるための研修です。介護保険法に基づき、介護職員として働くためには、この研修を受けることが必要です。研修期間は、全日制で最長3ヶ月、通学制で最長6ヶ月です。

4-3. 介護職になるためにはどのような資格が必要ですか?

介護職に就くためには、介護職員初任者研修修了後に「介護職員資格取得試験に合格する必要があります。介護職員初任者研修を修了した後には、介護職員初任者試験を受験し、合格することが必要です。また、介護福祉士や社会福祉士などの資格もあるため、自分のキャリアアップのために取得することもできます。ただし、必ずしも資格を持っていることが必須というわけではなく、施設によっては経験や人物重視での採用を行うところもあります。

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