介護スタッフの求人

4週8休制/昇給・昇格・賞与あり/ デイサービスでの介護・ケアスタッフパート

ペルメールケアスマイル城南 (株式会社ほけんのスマイル)
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>>【オープニングスタッフ】デイサービスの介護スタッフ<<未経験・無資格OK!充実した研修制度で介護職デビュー 【最先端のバリアフリー施設で安心して働け...

介護スタッフの仕事内容

ひとえに介護の仕事と言っても、介護スタッフ・介護士など、さまざまな職種名があります。
「なにが違うのか?」と疑問に感じる人もいるかもしれません。
「介護福祉士」には、専門の資格が必要となりますが、介護スタッフであれば無資格でもお仕事ができる可能性があります。
介護のお仕事は、主に介護保険施設や老人ホーム、デイサービス、在宅で高齢者の身の回りのお世話や相談業務などを行うことです。詳しく説明すると、介護スタッフの主な業務は「身体介護」「生活援助」の2つに分けられます。

身体介護では、着脱手伝い・排泄介助・入浴介助・食事介助・口腔ケア・移乗介助などを行い、生活援助では、利用者の身体には触れない食事作り・洗濯・掃除と言ったような援助となります。
さらに老人ホームなどでは、これらの業務以外にも、レクリエーションや相談業務などが加わります。
介護保険の範囲内で行うものと、利用者が自己負担で行う介護・援助があり、働く施設によっても違います。

≪介護で働く方に実際に聞きました!≫

Q. 1日の業務の流れを教えてください。

M・Hさん(40代女性・訪問介護職)
8時半 朝礼(本日の予定の確認・共有事項の連絡)
9時 現場の申し送り(夜勤者からの申し送り・本日の予定の申し送り・共有事項の申し送り)
9時半 施設内の雑務(施設内の入居者様の状態確認)
10時 事務所へ移動(事務作業をしながら、必要時施設内の対応や外部ご利用者様の対応、電話対応等)
12時 休憩
13時 事務所にて訪問があれば対応、訪問が無い時は事務作業、担当者会議等あれば出席
17時半 残業が無ければ退社
T・Tさん(30代男性・介護職)

3つの勤務シフト(早番・遅番・夜勤)がありました。

▽早番(7:30~16:30)

7:30 出勤(申し送り)・起床介助
8:00 食事の準備・食事介助
9:00 排泄介助・口腔ケア・移乗介助
10:00 レクレーション・水分介助
11:00 排泄介助
12:00 休憩
13:00 口腔ケア・排泄介助・移乗介助
15:00 おやつと水分介助
16:30 申し送り&退勤

▽遅番(10:30~19:30)

10:30 出勤(申し送り)・入浴介助
12:00 食事の準備・食事介助
13:00 休憩
14:00 入浴介助 or 見守り介助
15:00 入浴介助 or おやつ介助
16:00 排泄介助・見守り介助
16:30 申し送り・休憩
17:30 食事の準備・食事介助
18:30 排泄介助・就寝介助
19:30 退勤

▽夜勤(16:30~翌9:30)

16:30 出勤(申し送り)
17:30 食事の準備・食事介助
18:30 排泄介助・就寝介助
19:30 服薬介助
21:00 巡視・排泄介助
23:00 巡視
0:00 記録業務・排泄介助
1:00 巡視して休憩
3:00 巡視
5:00 排泄・更衣介助
7:00 起床介助
8:00 食事の準備・食事介助
9:00 申し送り・記録の確認
9:30 退勤
M・Mさん(30代女性・介護職)

まずは朝食時に食堂へ誘導をします。
起床介助が済んでいない方や、食堂に来ていない利用者様に声をかけます。
席についていただいた後に配膳、食事の見守り、服薬介助、下膳。
こちらの業務の合間に利用者様を自室へ誘導します。

朝食後は家事援助に入ります。
通院介助もあれば病院に付き添いますが、基本は居室内の掃除、買い物、洗濯を1時間で行います。入浴準備も行いご自身で行える方は、声掛けをして退室。
その後に昼食前のラジオ体操を行い、昼食の業務を朝と同様に行います。

昼食後は入浴介助です。
10名程の利用者様を2時間半ほどで支援します。
利用者さんとしっかりとコミュニケーションをとりながら支援が可能です。
そのため中には2回お湯につかる利用者様もいます。
浴後は隔週でカラオケやレクレーションを行います。

夕食時は食後に就寝介助後、消灯です。
夜間に何かあればナースコールで教えていただきます。
定時で巡回を行い、排泄介助の支援をします。

Q.あなたが携わっていた業務は、どのようなことを目的とした業務ですか?または、どのようなことに役立つ業務ですか?

M・Hさん(40代女性・訪問介護職)

在宅の利用者様の生活全般の困り事を解決し、ご自宅で生活できるよう他業種の方々との話し合いをおこないます。
どのようなサービスを提供すれば、利用者様が安心安全に生活できるようになるか考え提案し、それに伴ったヘルパー計画書を作成、ご家族様やご本人様にサービス内容の説明や困り事を伺います。
また、ケアマネや他事業所に連絡報告を行う事と、訪問するヘルパーにサービスの内容やご本人のこだわりや手順等を伝えたり、実際に訪問しているヘルパーからご本人の情報を収集し、何か気になる事があれば随時訪問し、安否確認をおこない必要であれば、ケアマネやご家族に連絡、緊急であれば病院に連絡、必要時の救急搬送の手配をします。
月末には毎月報告書を作成し1ヶ月の利用状況の報告や気になっている事等を伝え、ご自宅での生活が困難になっている利用者様のお手伝いをする、ほぼ何でも屋のような存在だったと思います。

T・Tさん(30代男性・介護職)

日常生活において介護が必要な高齢者のサポートをすることが主な業務です。
具体的なことで言うと、排泄・食事・入浴・移動・更衣など生きる上で最低限必要な援助から、悩みを聞いたり困りごとに対して一緒に解決策を考えながら、メンタル面でのケアもします。
また、認知症などの理由から、高齢者本人と直接コミュニケーションを取るのが難しい場合は、そのご家族と連絡を取りながら、ケアの内容や方向性を決めていく相談などもします。
勤め先の法人の理念として、「その人らしい生活の実現」ということが掲げられており、高齢者一人一人がどうやったらその人らしく生活できるかを常に模索しながらPDCAサイクルを回していました。

M・Mさん(30代女性・介護職)

利用者様が何を求めているのか、常に考えることが必要な業務です。
介助中に利用者様のことではなくて、決まっている仕事内容をこなすだけの方も中にはいます。
ですが自分の事に置き換えてみて下さい。

毎日同じ気持ちで過ごしている人はいないと思います。
利用者様も毎日気持ちは変化します。そのため不穏になることもあるでしょう。
私たち介護職員は利用者様の気持ちに寄り添い、支援の仕方を工夫することで利用者さんを笑顔にすることが出来ます。
利用者様がにっこりすることで、不穏が減ります。
そうすることで業務中に不穏の対応時間が減り、職員同士の負担が減りますね。
みんなの笑顔の役に立てる業務だと感じます。

Q. 就業していた会社の特徴、強みを教えてください。

M・Hさん(40代女性・訪問介護職)

サービス付き高齢者住宅を母体に、クリニック、デイサービス、ケアマネ、訪問介護、定期巡回サービスが一体化しており、1人の利用者様についてのカンファレンスをすぐに行う事ができ情報の共有や連携、何かの時すぐに動く事ができる環境だったところです。
職員に対しては、子育て世代が働きやすいように、無料の保育園をつくり働く人員の確保もでき子育て世代が活躍できる環境である事が強みです。

T・Tさん(30代男性・介護職)

広島市を中心に、地域密着型の高齢者福祉施設や保育施設を運営しており、地域に愛された法人であるという点が最大の強みかなと感じました。各施設がある地域団体の方々と積極的に関わり、その地域と一緒に福祉を創り上げていく取り組みをしていました。
例えば、毎年秋になると法人主催の祭りを開催し、地域の方々を多く歓迎していました。僕もスタッフとして企画から運営まで携わりましたが、企画の段階から地域ボランティアの方々と連携を取りながら信頼関係を築いてきました。
また特徴としては、他の福祉法人と比べると、外部研修が豊富だったように感じます。
研修の内容としては、福祉だけに関わらずサービス業での接客スキルの研修や、会社を運営する上で必要な視点や、ビジネススキルを学ぶ研修など多岐に渡っていました。本社は広島でしたが、県外への研修もあり、遠いところだと関東への研修も経験しました。2,3か月に1回は何かしらの研修があり、自分の仕事を見つめ直す良い機会にもなっていました。

M・Mさん(30代女性・介護職)

会社の特徴として事務職員と、介護スタッフの事務所が同じ。
という点が大きな特徴です。介護職の事務所は事務と介護スタッフが別々な事が多いです。
そのため、情報共有が難しくなってしまうことがあります。
事務所が一緒だとリアルタイムで利用者様の変化を相談、報告することが出来ます。
タイミングが合えば、即時にケア会議を行うことが出来るのも大きな特徴です。

強みは利用者様と距離感が近く、意見を反映しやすい所です。
定期的に施設内で決まったことを利用者様に集まって頂き、報告をしています。
その際に利用者様からの質問を受け付けており、意見のある利用者様からの質問に対し施設長が解答します。
後日変更が出来るところは検討をして、利用者様に寄り添った対応をしています。

食のイベントごとにも力を入れており、コロナ化でも中庭で炭を使いお肉を焼いて利用者様に召し上がっていただきました。
もちろんお寿司のイベントも行っております。
不定期ですがカフェのイベントの開催もあり、淹れたての珈琲を飲んで頂きました。

介護福祉士との違い

介護スタッフと介護福祉士、似ているようで全然違います。「無資格・未経験の介護スタッフ募集」と書かれている場合、身体介護を行うためには「介護職員初任者研修」の資格を取らなくてはいけません。
介護福祉士は、国家資格で試験を受けて資格を取得する必要があります。介護福祉士は介護分野において唯一の国家資格となっており、これを保有することで年収も変わります。介護スタッフ募集と書かれていても、資格が必要なこともあるので確認しましょう。
ちなみに良く聞く、ホームヘルパーは在宅で介護を行う人のことを指す場合が多くあります。

介護スタッフのやりがい

介護スタッフと聞くと、おむつ交換・食事介助などをイメージして、きつい仕事なのでは?と思う人もいるでしょう。
しかし実際に介護の仕事に就いている人の意見を見ると、やりがいを感じている人も多くいます。ではどのような場面でやりがいを感じるのか見てみましょう。

感謝の言葉を受け取れる

介護をした高齢者やその家族、関係者から「ありがとう」など直接感謝を伝えてもらえることに、やりがいを感じている人も多くいます。何気なく援助したことでも、高齢者にとっては嬉しい援助であることもあります。
日常生活の不自由に対する援助をする介護スタッフは、感謝を伝えてもらえる機会の多い職業でもあります。

利用者とともに目標に向かっていくとき

ただ身体介護・生活援助するだけでなく、1人ひとりの高齢者に適した目標を立て「有する能力に応じ、自立した日常生活を支援」するために、介助や援助を行います。
その目標に向かい、高齢者の介助・援助を続けることで、出来なかったことができるようになる場面に出くわせることもあります。このような成果は、高齢者や家族だけでなく介護スタッフの献身的な介護も影響します。このようなことにも、大きなやりがいを感じる人も多くいます。

希望に沿いやすい

介護と聞くと、長時間労働やブラックなイメージを持っている人も少なくありません。しかし、介護スタッフと言ってもさまざまな施設があります。
そのため、日中だけ働きたい場合はデイサービス、夜勤でどんどん稼ぎたい場合は老人ホームなど自分の希望に合わせて働く場所を変えられるのです。
夜勤専門やデイサービスの短時間だけなど、自分の希望に沿った場所で働けるのも、この仕事のやりがいに繋がっています。
さらに最近は子育て中の人が働きやすいように、環境を整備している会社も増えています。このような働きやすさも、大きなやりがいに感じている人もいるようです。

キャリアップしやすい

介護スタッフは、男性・女性関係なく活躍できる場所であることも、大きなやりがいの一つです。特に家事のスキルを活かして、介護スタッフとなる女性も多く、女性がキャリアアップしやすい職場です。
女性管理職も多く、無資格・未経験からでもキャリアアップしていけるので、やりがい・目標をもって仕事に取り組めます。キャリアアップしたい場合に、会社負担で資格取得を目指せるのも、この職業の大きなやりがいです。

介護と聞くと、きつい職業だとイメージする人も多くいます。しかしやりがいをもって仕事に取り組む人も多く、働く環境も変わりつつあります。

≪介護で働く方に実際に聞きました!≫

Q. やりがいを感じたエピソードを教えてください。

M・Hさん(40代女性・訪問介護職)

余命宣告を受けた方の担当をした時、2ヶ月程と伺っておりましたが、2年近く訪問する事ができました。
在宅での生活が難しくなり入院されたのですが、亡くなられる数日前に、もう一度私に会いたいと本人が希望していると、ご家族様から連絡がありました。
会いに伺ったところ、「本当に楽しかった、出会えて良かった、ありがとう」と伝えられた時、この仕事でたくさんの方に出会えている事を本当に良かったと心から思いました。

T・Tさん(30代男性・介護職)

単純に利用者さんから「ありがとう」と言われるのは、本当にやりがいを感じます。また利用者さんだけでなく、ご家族からも感謝の気持ちを直接伝えられたときは、本当にこの仕事をやってて良かったなと思いました。
具体例を出すと、10年ほど施設で生活されていた利用者さんがお亡くなりになりました。(やはり介護の仕事は人の死と隣り合わせの仕事だなといつも感じます)老衰で、最後は穏やかに永眠されました。
その家族からの嬉しい言葉を紹介します。
「母は施設に入るまで内気でほとんど笑うこともありませんでした。でもこの施設で生活し職員さんと関わる中で笑うようになったんです。昔肺炎になって入院した時も、早く施設に帰りたい。私の家はあそこだ。○○さん(職員の名前)にも会いたい。とよく言っていました。母の人生の最後を、素晴らしい施設で素敵な職員さんに囲まれて生活できたことは、母にとって最高の思い出になったと思います。本当にありがとうございました。」と言われました。
まさに介護士冥利に尽きるとはこのことだなと強く思ったエピソードでした。

M・Mさん(30代女性・介護職)

私は身体介助をする時は特に意識をしています。
利用者様が不安にならないように、安心して身を任せていただけるように心がけています。
なので初めて支援を行う利用者様の身体介助は、緊張しながら行うことが多いです。
そんな時に「あなたに支えてもらうと安心する」と声をもらえると、とてもやりがいを感じます。
利用者様が初めて会う私の介助に安心して頂けると、今まで気を付けてきたことは間違っていなかった。そのような気持ちになります。

介護スタッフが向いている人

介護スタッフとして働くうえで、どのような人が向いているのか見てみましょう。

人と接するのが好きな人

介護スタッフは、高齢者と接することが基本なので、人と接することが大前提となります。人と接することが苦手な人には、介護スタッフとして働くのは難しいでしょう。

気配りができる人

相手の様子をみて、相手が何を求めているのかどうして欲しいのかをくみ取り、介護を提供する必要があります。相手が求めていることに対して、細かく気配りができる人、気づける人はこの仕事に向いていると言えます。

コミュニケーションがスムーズに取れる人

高齢者だけでなく、スタッフとのコミュニケーションをとることも大切です。特に、利用者とのコミュニケーションは、その日の体調を知ることにも繋がります。相手の話をきちんと聞ける、そのような人には向いている職業です。

ストレス発散がうまい人

介護の職場では、人の生死を身近に感じることも多く、人によっては大きなストレスを感じることもあります。仕事で感じるストレスに対する発散がうまくないと、続けることが難しくなってしまいます。オン・オフの切り替えができる人に、向いている仕事と言えるでしょう。

ポジティブな人

周囲に対して明るく、ポジティブな人は介護スタッフとして求められることが多くあります。明るく元気に挨拶できる、いつもはつらつとしているなど、利用者だけでなくほかのスタッフに対しての対応がポジティブな人は、この職業で重宝されます。

責任感のある人

介護は、人の生死にかかわることも多く責任感のない人にはあまり向いてません。一つのミスが生死に大きくかかわることもあり、責任感のない人に任せたいと思う人はいません。きちんと責任感を持って、サービスを提供できる人であることは大切です。

土日祝日に働くことに抵抗がない人

介護スタッフは、働く施設にもよりますが、土日祝日関係なくシフトに入らなければいけない場合があります。ただ最近は、自分に合わせた職場も選びやすくなっているのも、この業界の特徴でもあります。

チームワークを持って働ける人

介護は1人で行うものではなく、さまざまな職種の人と関わりながら進めるものです。そのため、チームワークも大切な能力の一つです。

どれかが欠けているからと諦める必要はありませんが、一つの目安として覚えておくとよいでしょう。

≪介護で働く方に実際に聞きました!≫

Q.その業務を行う上で必要なスキルは何ですか?

M・Hさん(40代女性・訪問介護職)

必要だと思うのは、コミニュケーション力、傾聴力だと思っています。
話しにくい事でも、話して頂けるよう信頼関係を築き、問題があればすぐに動き、最初から無理と決めつけず解決できるよう他事業所の方達と話し合いをし、希望に添えない時でも納得して頂けるようきちんと伝え、曖昧な事を言わないようにしておりました。
ヘルパーさん達にも分かりやすいよう指示を出し、困っている事が無いか、訪問先で気付いた事が無いか声をかけ、話したい事があればその都度時間を取り話をする事でメンタルケアを行い、頑張って働いて貰えるストレスの少ない職場環境作りに取り組んでおりました。そのために1番必要なスキルは、コミニュケーション力だと思ってます。

T・Tさん(30代男性・介護職)

まずは基本的な介護技術は必要になります。
排泄介助はもちろん、食事や入浴、移乗など多くのスキルが必要です。また、認知症の方も多く、認知症の基本的な知識や、認知症対応でのやってはいけないこと等、認知症ケアのスキルも求められます。

M・Mさん(30代女性・介護職)

業務の中で一番必要なスキルは、安全に仕事を行うことです。
介護は利用者様の身体を預かる仕事です。
事故が起きれば、、利用者様が骨折をしてそのまま入院することもあります。
ADLが低下してしまい施設に戻ってこれない場合もあります。
介助中に「少しくらい大丈夫だろう」そのような油断は非常に危険です。
初めは身体介護や食事介助に慣れていなくて、慎重に支援をされると思います。
ですが慣れてくると、急いでるから1口の量を多くして食事介助をする場合もありますよね。
身体介助も慎重に行わないために、重心を間違えてしまうこともあります。
どんなに慣れていても安全に支援を続けるスキルが、業務において大切だと思います。

Q.この仕事に向いている人はどのような人だと思いますか?

M・Hさん(40代女性・訪問介護職)

「人と接する事が大好きな人」「観察力のある人」「公私の線引きができる人」「人の痛みが分かる人」「明るく楽しい人」「自分の事が1番では無い人」「優しい声掛けができる人」「次の事を考えられる人」「想像力のある人」「急な時も平常心でいられる人」「向上心のある人」「心身ともに健康な人」だと思います。

T・Tさん(30代男性・介護職)

介護は感情労働と言われており、自分の感情を常にコントロールしながら働く必要があります。ときには我慢や忍耐も必要で、ストレスが溜まりやすい仕事だと言えるでしょう。
そのことを考えると、感情の浮き沈みが少なく、オンとオフを切り替えられる人が介護の仕事には向いていると思います。あとは自分なりのストレス発散法を持っている人も向いていると思います。
逆に、感情的を我慢するのが苦手な人や、生真面目で何事に対しても完璧主義である人は向かないでしょう。介護には不正解はありますが正解はないので、柔軟に物事を捉えられない人は、おそらく心身ともに持たないと思います。

M・Mさん(30代女性・介護職)

仕事をしている意識が高い方に向いていると思います。
利用者様の生活を支援していくと、距離感が近くなってしまいがちです。
お客様として観ることが出来なくなり、感情移入をしすぎてしまう場合や、利用者様が出来ることも好意で奪ってしまうことがあります。
仕事として利用者様に関わっている気持ちを持ち続けないと、関係性が変わってしまうと思っています。
その他にも仕事と割り切らないと、利用者様に対して負の感情を抱いてしまう可能性があります。
お客様か神様。
そこまでは言いませんがお金を頂いているので、ある程度は聞き流さないといけません。
ご家族様があまり面会に来られない方は、さみしさから口が悪くなってしまうこともあります。
暴言を言われた場合は、上司に相談をするなど対応をしましょう。
その場で言い返してしまうと利用者様の中で、嫌な事を言われた記憶だけ残ります。
マイナスな記憶の方が強く残ってしまいがちです。
仕事の意識を高く持っていれば、心の距離を保って関われると思います。

Q.その仕事を続けていく上で、モチベーションとなるものは何ですか?

M・Hさん(40代女性・訪問介護職)

人が好きというのが1番です。
訪問して皆さんの笑顔を見た時と、ヘルパーが訪問する事で利用者様の生活が整い、安心して生活しておられるのを見ると、明日も頑張ろう!と思います。
後1つ、私の事を信じてついて来ている2人の子供達が居てくれる事が、私にとっての最大のモチベーションだと思います。

T・Tさん(30代男性・介護職)

安定した給料や昇給はもちろんですが、それ以上に利用者さんの人生最後のエピローグを色付けすることにあるかなと感じています。
利用者さんが今まで経験してきたことを尊重しながら、その人にとって施設での生活がどうやったら有意義な時間になるのかを考えることは大きなモチベーションに繋がっています。
あとは個人的な意見になりますが、介護職員はこの先かなりの数が足りなくなると言われています。すでにほとんどの施設が、人手不足に陥っている状況です。その中で、僕たち介護職はこの超高齢化社会を支えるヒーローみたいなものだと思っています。そして、そのヒーローたちを強くするために、国だけじゃなく多くの企業が待遇改善に乗り出てくるでしょう。端的に言えば、徐々にではあるが確実に介護職員の給料は上がっていくということです。僕はそのことを複数回の転職を通じて理解することができました。
介護業界はブラック企業が多くあるのも事実ですが、その反面しっかりとしたホワイトな企業があるのも事実です。そういった企業に行きつくことができれば、介護職は低収入というレッテルを拭い去ることができます。僕はそのことを頭の片隅に置きながら自分自身のキャリアアップを図り、スキルも収入も上げながら介護のスペシャリストを目指しています。それが僕の最大のモチベーションとなっています。

M・Mさん(30代女性・介護職)

職員同士、ちゃんと相談をすることでモチベーションを維持できると思います。
どうしてもストレスを溜めやすい仕事です。
そのはけ口をちゃんと作らないと、人間相手の仕事は難しいです。
利用者様も全ての方が優しい方とは限りません。
色々な方がいるので、その方に合わせつつ何かあれば職員同士相談をしましょう。
くれぐれも職員の悪口を言わない方がいいです。
争いごとの元になるので、どうしても言いたい場合は家族や友人など職場の人と接点がない人に話を聞いてもらうといいと思います。
モチベーションの維持が出来ないと、利用者様に対する反応が素っ気なくなってしまうことがあります。

利用者様の中にはとてもやさしい方もがいるので、優しさに触れてモチベーションを維持する方法もありますね。
「ありがとう」そう言われると嬉しくなります。
その気持ちを忘れずに働くことが出来れば、ずっと良い状態で働けます。

介護スタッフの年収、給与事情

介護スタッフとして働きたいと思っても、年収は?月収は?と働くうえで、お金に関することも気になります。
介護職の平均月収は、約24万円、平均ボーナスは約52万円、介護職の初任給平均は19万円となっており、ほかの職業・業界と比べて、高い水準とは言えません。
しかし介護スタッフの増員を目指し国を上げて施策をしており、今後業界の給与水準が上がる可能性が大いにあります。
さらに年収をアップさせたい場合は、介護福祉士やケアマネージャーなど、スキルアップをしていくのがおすすめです。
ちなみに、都道府県によっても介護職の年収に差があり、1位は東京に続き山梨県・神奈川と続きます。さらにそれぞれの施設によって給与に関することに違いがあるので、希望に沿った施設を探すとよいでしょう。

≪介護で働く方に実際に聞きました!≫

Q.在職時の月給と年収を教えてください。

M・Hさん(40代女性・訪問介護職)

月収30万円、年収420万円

T・Tさん(30代男性・介護職)

月給は総支給で28万円ほど、年収だと380万円くらいでした。

M・Mさん(30代女性・介護職)

月収は18万円。
年収は処遇改善費もいれて250万円です。
Q8.昇給制度はどのようなものでしたか?(評価制度など)

M・Hさん(40代女性・訪問介護職)

人事考課の書類を年2回書き込み、昇給は年1回。

T・Tさん(30代男性・介護職)

昇給は基本毎年4月の定期昇給でしたが、毎年昇給額はバラバラでした。
評価制度に関しては、管理職との面談もありますが、基本は直属の上司が第一評価をしていました。ただ、それが正当に実施されていたかは不明です。
ちなみに、1年目に5000円ほどあった昇給は、2年目3年目には1000円台に激変しました。仕事量や責任は、明らかに3年目以降の方が増している(介護リーダーをしていたため)はずなのに、なぜか昇給額は下がる一方という悲しい現実を体験しました。

M・Mさん(30代女性・介護職)

長年務めると副主任や主任に昇格できます。
ヒヤリハットの事後報告をまとめる仕事を追加されると、若干収入があがるようです。
私自身は昇給はまだありません。

介護スタッフのきつい、つらいところ

介護の仕事は、生活援助だけでなく排泄介助・移乗介助・入浴介助などの身体介護も大切な業務です。そのため体力面できついことも多くあります。
特に腰痛や膝痛に悩む人も多く、身体のことを理由に退職を余儀なくされる人もいます。さらに体力面だけでなく、生死にかかわることが多い介護スタッフは、精神的な負担もかかります。
いつ急変してしまうか、そのようなストレスに常にさらされているのも、介護スタッフのきついところです。もう一つキツい部分は、業界全体が人手不足だということです。
介護スタッフの人員不足は、社会問題の1つであり、負担が増えてしまう原因となっています。人員が不足していることで、残業が増える・有給が取れないなどで、大変さを感じることもあるようです。

≪介護で働く方に実際に聞きました!≫

Q.その業務で難しさ、辛さを感じたエピソードを教えてください。

M・Hさん(40代女性・訪問介護職)

ご家族様の中には、無理難題を求められる方もおられ、意にそぐわずモンスタークレーマーとなり、いろいろな事業所を渡り歩く方も少なくはなく、そのような時に利用者様の事を1番に考え、サービス計画をご家族に理解して頂けるまで、根気よく説明し納得して頂けるまで何度も訪問し説明し続ける事です。
訪問先のヘルパーよりSOSの電話があり、怒り狂うご家族様の話しを伺うため訪問し、話を聞くところどこをどう考えてもヘルパーに落ち度が無く、その旨を幾度となく説明をしましたが、全く理解して頂けず、数時間に及び散々怒鳴られ、もう2度と来るなと仰られる始末。
どのヘルパーに訪問して貰っても同じ事が続いており、会社からも次同じ事があればうちの事業所は手を引こうと言われていたため、これまでお世話になったお礼と今回不快な思いをさせてしまった事を謝罪、利用終了の意思を再度確認しヘルパーを連れて会社に帰り、報告をしたらまあまあな雷を落とされ踏んだり蹴ったりな思いをしましたが、後々利用者様がどうなったのか心配になり、ケアマネさんにその後を伺うと、次の事業所でも同じ事になっていたようで、ヘルパーさん達の事を考えると、あの時終了にした事でこれ以上怖い思いをさせずに仕事をして貰える環境にはなったのですが、何の罪も無い利用者様が事業所をたらい回しになっている事を心苦しく思ってしまい、何が正解なのか分からなくなり、この仕事の難しさを感じました。

T・Tさん(30代男性・介護職)

介護は人を相手にしており、やはりその日の気分によって正解が変わるのは難しい点だなと思います。特に認知症の方々は、論理的思考能力が衰えている分、感情で物事を判断する傾向にあります。
例えば、同じお声掛けでも、怒ったような口調と柔らかい口調では、反応が違ったりします。また、苦手な声質みたいなものもあるようで、ある職員さんはどんなに丁寧に対応しても嫌がられたりします。僕もそれで上手くいかず利用者さんを怒らせたりして何度もへこみました。
その他にも、少し汚い話ですが、排泄介助で下の世話をします。その時に、利用者さんがご自分の排泄物を触って口に入れようとしたり、職員に投げたりすることもありました。初めて経験した時は衝撃でしたし、この先こんなことばかりあるのかと思うと、上手くやっていく自信がなくなりかけました。それでも人間は慣れるもので、数ヶ月もすれば平気な顔して対応できるようになりました。

M・Mさん(30代女性・介護職)

レクレーションを行った時に、利用者様に制作物を作って頂きました。
作って頂いた後に利用者様ご自身で、食堂に飾り付けを職員と一緒に行いました。
利用者様は凄く喜んで下さり、食堂にて食事をする際は「これ作ったんだよ」
そのようなお話をされているのを聞いて、やってよかったという気持ちになりました。
しかし、数日後に主任から
「貼り方が綺麗じゃないので、貼るのは利用者さんにしてもらうのはやめてください」
と言われせっかく利用者様に貼って頂いたのを、貼りなおしました。
私は利用者様ご自身で貼って頂くことに意味があると思っていたので、貼りなおすときは辛い気持ちになりました。
人によって考え方が異なるので、何が正解とは言えませんが主任の考え方を伺いながら、利用者様に喜んで頂けるような工夫が難しいと思います。

介護スタッフの転職に強いエージェント

介護スタッフに転職するのであれば、少しでも良い条件で転職したいですよね。介護スタッフに転職する場合、業界に特化してサポート体制のバッチリな、求人数の多いエージェントを利用すると、転職に成功しやすくなります。いくつかおすすめの転職エージェントを紹介します。

介護ワーカー

求人票:80,000件以上
介護に特化した求人数が業界トップクラス。非公開求人を数多く保有し、月に1~2回メールで非公開求人を教えてくれるので、忙しい人でも気になる求人を見つけやすい。

きらケア介護求人

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高月収の求人を多く抱える転職エージェント。事前に職場のネガティブな情報も教えてくれるので、ミスマッチが起きにくい。

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求人数:約118,216件
介護に関する知識が豊富な専任のコンサルタントが、サポートしてくれる転職エージェント。非公開求人も多く、希望条件にマッチした求人を見つけやすい。

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無資格・未経験に優しい介護士専門の転職エージェント。働きながらキャリアアップを目指せる、キャリアアップ応援制度があるため、働きながら介護の資格取得を目指せる。

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求人数:約53,000件
夜勤に強く、利用者満足度も高い転職エージェント。専任のアドバイザーが転職活動の実績やノウハウを活かした、サポートをしてくれる。