利用者さまと1:1での対応ができる訪問や移動支援のヘルパーをやってみたかった!
Oさん / 43歳 / 女性 / 静岡県
転職前:生活支援員
転職後:ヘルパー
転職成功
-転職前の企業での業務内容を詳しく教えてください。
18歳以上の重度の知的や身体障がい者の方たちが、日常生活を自立しながら送ることができるようにサポートをしたり、創作活動や生産活動を通して、社会活動への参加をお手伝いをしたりするお仕事でした。
その方の気持ちに寄り添いながら、一緒に調理実習をしたり、カラオケ大会をしたり、散歩に出掛けたりしました。
また商品になるアイロンビーズのキーホルダーやアクセサリーなどを作るために、その方の出来るお仕事をお願いし、声を掛けながら楽しんで作業をしていました。
あわせて、行き帰りの送迎での運転業務や利用者さまの日々の記録の記入などもありました。
その方の気持ちに寄り添いながら、一緒に調理実習をしたり、カラオケ大会をしたり、散歩に出掛けたりしました。
また商品になるアイロンビーズのキーホルダーやアクセサリーなどを作るために、その方の出来るお仕事をお願いし、声を掛けながら楽しんで作業をしていました。
あわせて、行き帰りの送迎での運転業務や利用者さまの日々の記録の記入などもありました。
-転職を考えたきっかけを教えてください。
利用者さまの人数が常時20名前後いらして、職員は7〜8人いるのですが、どうしてもマンツーマンの利用者さまがいると、職員1人が見守る人数が増えてしまい、利用者さまそれぞれの個性やペースを活かしきれなくなってしまうことがありました。
話を聞いてあげたいけれど、優先度では他の利用者さまの所に行かなくてはいけない場面があり、とてももどかしく思うことがありました。
なので、1:1でじっくりと利用者さまと向き合える仕事をしたいと思うようになったのが、転職を考えたきっかけになります。
話を聞いてあげたいけれど、優先度では他の利用者さまの所に行かなくてはいけない場面があり、とてももどかしく思うことがありました。
なので、1:1でじっくりと利用者さまと向き合える仕事をしたいと思うようになったのが、転職を考えたきっかけになります。
-この業務だけはもっと続けたかったという業務があれば教えてください。
お掃除クリーナーの製作やアイロンビーズの製作など、作業を通して利用者さまに関わっていると、それぞれの個性が見えてきてます。
そして、毎日、色んな発見があり、「そういう考え方があるのか」と驚くこともありましたし、一緒に取り組むことでコミュニケーションもどんどん取れるようになりました。
なので、何かを一緒に作るという仕事はもっと続けたかったですね。
そして、毎日、色んな発見があり、「そういう考え方があるのか」と驚くこともありましたし、一緒に取り組むことでコミュニケーションもどんどん取れるようになりました。
なので、何かを一緒に作るという仕事はもっと続けたかったですね。
-転職活動はどのように行いましたか?
同じ職場の方から、「転職先は色々な事業をやっていて、様々な経験が出来るかもしれないよ」と教えてもらい、興味を持ちました。
実際に、副業として月に一度、やってみたかった移動支援のヘルパーを転職先でやらせてもらいました。
もちろん、現職場の了解を得てから行いました。いざ始めてみると、毎回が勉強で、もっと深く知りたいという想いが募り、働き方について転職先に相談したところ、そのまま面接、採用となりました。
実際に、副業として月に一度、やってみたかった移動支援のヘルパーを転職先でやらせてもらいました。
もちろん、現職場の了解を得てから行いました。いざ始めてみると、毎回が勉強で、もっと深く知りたいという想いが募り、働き方について転職先に相談したところ、そのまま面接、採用となりました。
-転職後の会社に入社を決めた理由を教えてください。
一番の理由は、利用者さまと1:1での対応ができる訪問や移動支援のヘルパーなどやってみたかったことができる事業所だったことです。
また、とても気さくな雰囲気があり、幅広い年齢層の方が働いてらしたこと、また職員の男女比がバランスが良かったのも決めた理由のひとつです。
また、とても気さくな雰囲気があり、幅広い年齢層の方が働いてらしたこと、また職員の男女比がバランスが良かったのも決めた理由のひとつです。
-転職後の会社での業務内容を詳しく教えてください。
子ども食堂の調理補助や生活介護、児童発達支援、放課後等デイサービスでの利用者さんの見守りや食事介助、外出時の同行、また訪問介護による家事支援から身体介護を行いました。
家事支援はお掃除から簡単な調理、買い物などが主ですが、身体介護はそれに合わせて、入浴介助や排泄介助などを行います。
さらに目の不自由な方の外出支援をする同行援護、障がい者の外出支援をする移動支援などのヘルパー業務から、訪問介護の事務職としてヘルパーさんのスケジュール管理や月締め作業などを行っていました。
家事支援はお掃除から簡単な調理、買い物などが主ですが、身体介護はそれに合わせて、入浴介助や排泄介助などを行います。
さらに目の不自由な方の外出支援をする同行援護、障がい者の外出支援をする移動支援などのヘルパー業務から、訪問介護の事務職としてヘルパーさんのスケジュール管理や月締め作業などを行っていました。
-入社前のイメージと違っていたところはどんなところですか?
実際には、どこの事業も職員が足らずに、仕事の内容により職員間の仕事量の差があり、休みがままならない職員も見受けられたことでした。
-仕事の難しさ、辛さを感じた点はありますか?またそれはどのように克服しましたか?
利用者さまと1:1で向き合うということは、ヘルパー自身の責任も重大で、言葉や接し方に気を配ったり、相手への尊重や思いやりがとても大切なのと、一歩間違えれば命に関わることもあり、少しも気が抜けないという難しさはありました。
また、こちらの意図が上手く伝わらず、悩んだ時もありました。
しかし、やはり誠心誠意、心を込めて、相手を想って行動していると、その時は伝わらなくても、だんだんと心通わせることができ、「あなたで良かった」と言ってもらえると、とても励みになりました。
そして、利用者さまからは、「ほんの少しの優しい言葉が有難いんだよ」と喜んでもらえることも増えていきました。
それを積み重ねることで、少しずつ自分を奮い立たせる事が出来るようになったと思います。
また、こちらの意図が上手く伝わらず、悩んだ時もありました。
しかし、やはり誠心誠意、心を込めて、相手を想って行動していると、その時は伝わらなくても、だんだんと心通わせることができ、「あなたで良かった」と言ってもらえると、とても励みになりました。
そして、利用者さまからは、「ほんの少しの優しい言葉が有難いんだよ」と喜んでもらえることも増えていきました。
それを積み重ねることで、少しずつ自分を奮い立たせる事が出来るようになったと思います。
-仕事の中でやりがいを感じた部分はどこですか?
様々な年齢層の利用者さまと接する事がとても魅力でした。
子どもには子どもの純粋さがあり、それを一緒に楽しめる時間が充実していましたし、年配の方には、雑談から人生の教訓までご教導いただいたりして、いろんな方の人生を垣間見させてもらっているような、そんなコミュニケーションを取れることにやりがいを感じていました。
もちろん、教わることの方が多かったのかもしれません。
子どもには子どもの純粋さがあり、それを一緒に楽しめる時間が充実していましたし、年配の方には、雑談から人生の教訓までご教導いただいたりして、いろんな方の人生を垣間見させてもらっているような、そんなコミュニケーションを取れることにやりがいを感じていました。
もちろん、教わることの方が多かったのかもしれません。
-転職は成功でしたか?失敗でしたか?
成功。
-なぜそのように感じましたか?
正直なところ、訪問先への移動や人のいない事業などのためにあちこちに行くので、休憩もままならず大変な部分はありました。
ですが、同じ会社の中で、様々な事業があったため、自分のやりたかった訪問や移動支援のヘルパーのみならず、知らない世界を多く知ることができました。
本当に色々な経験をさせてもらいました。
ですが、同じ会社の中で、様々な事業があったため、自分のやりたかった訪問や移動支援のヘルパーのみならず、知らない世界を多く知ることができました。
本当に色々な経験をさせてもらいました。
-この仕事の個人的な楽しみ方を教えてください。
訪問ヘルパーとしての楽しみ方は、決まった仕事はきっちりこなし、あとは利用者さんとたくさんコミュニケーションをとって、人生の先輩として、その方の生き方を学ぶ姿勢でいると、面白いほど色々教えてもらえます。
戦争の時の話から、ご自身が看護師や、踊りの先生の時の話、そして、家族との付き合い方から老後の支度の仕方まで、どこにもない教科書を皆さんがそれぞれ持っています。
もちろん、個人情報は守りますが、それを聞かせてもらえるのは、ヘルパーの役得ではないでしょうか。
戦争の時の話から、ご自身が看護師や、踊りの先生の時の話、そして、家族との付き合い方から老後の支度の仕方まで、どこにもない教科書を皆さんがそれぞれ持っています。
もちろん、個人情報は守りますが、それを聞かせてもらえるのは、ヘルパーの役得ではないでしょうか。
-この転職からどのようなことを学びましたか?
家庭的な雰囲気の良さや気さくな感じの良さで選んでしまいましたが、きちんと待遇面や時間管理が出来ているかなど、事業所として当たり前の条件を確認しておくべきだったと思いました。
面接の際、紙面で条件が確認できない場合は、気になるところを丁寧に聞く勇気も大事だと思いました。
また、介護関係は世界が狭いので、転職の際ははっきりとした前向きな理由で、次の所に移るのが良いとも感じました。
私も今回、最終的には前職場に理解してもらったとはいえ、同じような事業所で転職する事を理解してもらうには難しい部分もありましたので、日頃の仕事ぶりと辞める際の丁寧な対応は大切だと思いました。
面接の際、紙面で条件が確認できない場合は、気になるところを丁寧に聞く勇気も大事だと思いました。
また、介護関係は世界が狭いので、転職の際ははっきりとした前向きな理由で、次の所に移るのが良いとも感じました。
私も今回、最終的には前職場に理解してもらったとはいえ、同じような事業所で転職する事を理解してもらうには難しい部分もありましたので、日頃の仕事ぶりと辞める際の丁寧な対応は大切だと思いました。
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