ご利用者様の食事、排泄、入浴、買い物、レクリエーションなどの身の回りのお世話をしていました。食事に関しては毎日１０～２０人分の食事を調理し提供しておりました。またミニデイサービスもありましたので送迎なども行っていました。あとは日々のご利用者様の記録や担当のご利用者様の月々の体調管理をしていました。
役職として研修責任者もしていた為、１～２か月に１回職場内の全体研修を行っていました。

転職のきっかけとしては２つあります。
１つ目に介護を知っていくうちに、介護と一言で言っても色々な施設形態があり他の施設形態で働きたいと思ったからです。
２つ目に働いていた職場が別の会社に買い取られる事になり、施設長の退職や、次の会社になったときの待遇に不安があるということもあり転職に踏み切りました。

業務でいうと研修責任者を担当していたので、その業務を続けたかったと思います。
理由としては、毎月職員のみんなが疑問に思ったことや、アクシデントの対応方法などを出して研修の内容を決めていました。みんながほしい情報を研修で伝えることにより、職員がその情報を使いながら業務を行い研修の結果が目に見える為、やりがいを感じもっと続けていきたい業務と思いました。

初めはハローワークで探していましたが、探している途中で知り合いの施設長とたまたま会い紹介をしていただきました。

知り合いの施設長の紹介ということもありますが、事前に職場見学をさせて頂き職場の雰囲気や業務内容を聞き自分でもできると思い納得して入社しました。
また知り合いの方が職員でいたことも入職を決めた理由の１つになります。

デイサービスのご利用者様の送迎や簡単なマッサージ、入浴介助、食事介助、レクリエーション、日々のご利用者様の記録を行っていました。
また他の施設をご利用されている透析の患者様の送迎も行っていました。

前職がグループホームのミニデイサービスだったのでゆっくりとしたイメージをしていましたが、デイサービスのイメージがレクリエーションメインのイメージだったので、マッサージや電気治療もあるのがイメージと違い驚きました。

ご利用中の皆様が元気なことはとてもいいことなのですが、気難い方や怒鳴られる方もおられて自分がどう対応していいのかわからなかったことがとても辛かったです。
克服の方法としては、ご利用者様ひとりひとりの情報を見たり、前からいた職員の方に聞いたりしました。また苦手意識を持たずにそのご利用者様に集めた情報をもとに話すことにより、初めは怒鳴ったり、気難しいご利用者様も笑顔で話してくれるようになりました。

やりがいを感じる部分としては、Q8でも答えましたが、最初は全然話してくれなかったご利用者様が自分の接し方次第で笑顔になり冗談交じりで話したりできるようになった時にやりがいを感じます。
仕事を自分で整理し早く業務を覚えることで、職員からの信頼とご利用者様からの信頼を得ることができ責任ある仕事をまかせてもらえるところでもやりがいを感じます。

成功

職員の方も気さくな方が多く、働く時と休む時のメリハリがついていてとても働きやすい環境でした。自分が働いていた時は職員の数も多かったため、病欠や有休なども柔軟に対応してもらえました。
総合しても変な気を遣わずに働けていたので転職して正解と思いました。

個人的な楽しみ方は、介護も接客業になると思うのでご利用者様に苦手な方がいても苦手意識を持たず、積極的に接することで心を開いて冗談を言い合える関係になることだと思います。
ご利用者様とは毎日会うと思いますのでご利用者様と仲良くなることで、自分も働きやすい職場になると思います。
その中であの人にこれはしてもらいたいなど個人を指定して言ってもらえるようになったら、自分だけにしか出来ない喜びや楽しさを実感していけるところだと思います。

１つの施設でその施設形態をつきつめるのもひとつの正解と思います。
ただ介護業界に関しては、施設形態も色々ありますし、同じ形態でも対応の仕方や業務のやり方があるため自分に合った施設形態を探してみることもありだと思いました。
また最初から正社員になるのは荷が重い場合や見学だけでは不安という場合は、派遣などで一度行きたい職場に入職し現場を肌で感じた後でその施設の社員になることもありだと思いました。
介護という職種は長くいればいるほど対応に慣れてきて間違えた介助をしがちになると思います。転職を通して考える時間があり、また1から介護に向き合えたことに新たな気持ちで介護と向き合えるようになりました。
今回は次を決めずに退職してしまったため、次の転職先を決めてからの退職のほうが頭を整理して転職活動ができるのでいいと思います。