人との関係を通じて、自分自身を見つめたり、相手のことを考えたりする力が養える仕事です。
Tさん / 34歳 / 女性 / 長野県
転職前:Webクリエイター/年収約400万円
転職後:介護スタッフ/年収約300万円
転職成功
-転職前の企業での業務内容を詳しく教えてください。
WebサイトやWebコンテンツ作りのお手伝いをする仕事です。先方と打ち合わせをして、新たなサイトのページ作りを行ったり、その中身であるコンテンツとして、記事の企画立案、執筆、取材などを行ったりしていました。
-転職を考えたきっかけを教えてください。
Webの世界は移り変わりが激しく、自分のスキルがいつまで通用するのか、仕事をしながら常に不安を抱いていました。
仕事自体は楽しかったのですが、求められるスキルが上がるたびに、自分自身が仕事の適性に、自信がなくなってしまったことも要因のひとつです。
また、長期的な視点で仕事を見つめたとき、「あまり長くやる仕事ではないのかな」「もっと安定した仕事がしたい」と思い、転職を決意しました。
仕事自体は楽しかったのですが、求められるスキルが上がるたびに、自分自身が仕事の適性に、自信がなくなってしまったことも要因のひとつです。
また、長期的な視点で仕事を見つめたとき、「あまり長くやる仕事ではないのかな」「もっと安定した仕事がしたい」と思い、転職を決意しました。
-この業務だけはもっと続けたかったという業務があれば教えてください。
クリエイティブな仕事は、一から新しいことを生み出すやりがいのある仕事です。世の中に自分が考え、生み出したものが発信されるのは、なかなかない経験だと思います。
また、書くことは好きなので、ライティング業務は何かしらの形で続けられればと思っています。
また、書くことは好きなので、ライティング業務は何かしらの形で続けられればと思っています。
-転職活動はどのように行いましたか?
次の仕事は、安定して生涯に渡ってできる仕事がいいなと思い、資格を活かした業種に的を絞って転職を考えました。学校に通うことも考えたのですが、収入面を考えて、働きながら取れる資格はないかな?とたどり着いたのが、介護福祉士でした。
記者時代に、様々なジャンルの記事を執筆し、取材もしたのですが、そのなかで多くの専門家さんと関りを持ちました。なかでも、医師、理学療法士、介護支援専門員など、医療、福祉職は、自分が一番惹かれたジャンルです。
自分自身が年齢を重ねてきたことと、親も高齢になってきたこともあり、将来のために心身の知識を高めたい想いが強かったのだと思います。
また、医学的な記事を書く際は、エビテンスがしっかりとないと配信ができないため、自分自身が専門家となって、記事執筆ができるほどの知識を蓄えたい、といった動機もありました。
周りに介護職をしている友人も多かったので、わからないことがあれば聞ける環境があったのも、理由のひとつです。
介護福祉士は3年間働かないと受験資格が得られないため、まずは手始めに介護職員初任者研修を取得しようと思い、受講を決意しました。受講の際、先方から「うちで働きませんか?」と誘ってもらい、そのまま今の会社にお世話になる形となりました。
記者時代に、様々なジャンルの記事を執筆し、取材もしたのですが、そのなかで多くの専門家さんと関りを持ちました。なかでも、医師、理学療法士、介護支援専門員など、医療、福祉職は、自分が一番惹かれたジャンルです。
自分自身が年齢を重ねてきたことと、親も高齢になってきたこともあり、将来のために心身の知識を高めたい想いが強かったのだと思います。
また、医学的な記事を書く際は、エビテンスがしっかりとないと配信ができないため、自分自身が専門家となって、記事執筆ができるほどの知識を蓄えたい、といった動機もありました。
周りに介護職をしている友人も多かったので、わからないことがあれば聞ける環境があったのも、理由のひとつです。
介護福祉士は3年間働かないと受験資格が得られないため、まずは手始めに介護職員初任者研修を取得しようと思い、受講を決意しました。受講の際、先方から「うちで働きませんか?」と誘ってもらい、そのまま今の会社にお世話になる形となりました。
-転職後の会社に入社を決めた理由を教えてください。
誘ってくれた人がいい印象だったからです。面接先の上司も人徳のありそうな人で好印象だったため、「ここに入社してみよう」と決めました。
-転職後の会社での業務内容を詳しく教えてください。
介護員としては、主に利用者様の自立支援、生活援助です。サービスがデイサービスなので、送迎から始まり、入浴、食事、排せつといった介助も行います。ほかにも、レクリエーションの実施、利用者様の介護記録の記入なども、一日の仕事となります。
-入社前のイメージと違っていたところはどんなところですか?
利用者様の人数が多いため、一日が目まぐるしく過ぎることです。毎日違うことが次々と起きるため、ルーティーンワークのようでルーティーンワークではないことでしょうか。
また、働いているスタッフの多くが女性ということもあり、噂話が好きだったり、陰口があったりと、人間関係の難しさがありました。
また、働いているスタッフの多くが女性ということもあり、噂話が好きだったり、陰口があったりと、人間関係の難しさがありました。
-仕事の難しさ、辛さを感じた点はありますか?またそれはどのように克服しましたか?
介護の仕事は初めてだったので、一から業務を覚えなければならず、慣れるまでが大変でした。
たとえば、入浴業務ひとつ取っても、どういう手順で利用者様を洗えばいいのか。洗体以外でも、何をどうしたらいいのか、どういう風に動いたらいいのか、仕事をものにするまでが大変でした。
上司や先輩に相談しても、「慣れるしかない」「場数を踏むしかない」という対応で、なかなか指導・教育が徹底されていない環境も大変な要因でした。
それでもアドバイスをもらったり、時には怒られ注意されたりしながら、経験を通じて少しずつ仕事を覚えられるようになりました。悩みを聞いてくれたり、さり気なく手を貸してくれたりする先輩や上司がいたことも、助けられたポイントです。
たとえば、入浴業務ひとつ取っても、どういう手順で利用者様を洗えばいいのか。洗体以外でも、何をどうしたらいいのか、どういう風に動いたらいいのか、仕事をものにするまでが大変でした。
上司や先輩に相談しても、「慣れるしかない」「場数を踏むしかない」という対応で、なかなか指導・教育が徹底されていない環境も大変な要因でした。
それでもアドバイスをもらったり、時には怒られ注意されたりしながら、経験を通じて少しずつ仕事を覚えられるようになりました。悩みを聞いてくれたり、さり気なく手を貸してくれたりする先輩や上司がいたことも、助けられたポイントです。
-仕事の中でやりがいを感じた(ている)部分はどこですか?
利用者様から「ありがとう」と、お礼を言ってもらえることです。「ありがとう」と、面と向かって言われる仕事は、そうはないと思います。
人のお世話をする、人をケアする仕事だからこそ、「ありがとう」とお礼を言ってもらえる醍醐味は、介護職ならではだと思っています。
人のお世話をする、人をケアする仕事だからこそ、「ありがとう」とお礼を言ってもらえる醍醐味は、介護職ならではだと思っています。
-転職は成功でしたか?失敗でしたか?
概ね成功だと思います。
-なぜそのように感じましたか?
介護職を通じて得られるものがたくさんあったからです。自分の性格的にくよくよと考えてしまいがちですが、介護の仕事は毎日違うことが起こります。アクシデントもあれば、穏やかに一日が過ぎることもあります。そうしたなかで、気持ちを切り替えて仕事に臨む姿勢は、介護職から学びました。
また、介護職は体を動かす仕事です。前職がデスクワークだったので、体を動かすことにより、いいメンタルを保てるのは、介護職ならではのメリットだと感じます。
また、介護職は体を動かす仕事です。前職がデスクワークだったので、体を動かすことにより、いいメンタルを保てるのは、介護職ならではのメリットだと感じます。
-この仕事の個人的な楽しみ方を教えてください。
介護職は、人のお世話をする、人をケアする仕事です。対人関係の仕事ということで、コミュニケーション能力を高めたい人には、オススメだと思います。
性格が受け身で引っ込み思案な人でも、お喋り好きな利用者様も多いので、聞き上手な人であれば、受け入れてもらえる環境は多いのではないでしょうか。
仕事を通じて、自分自身がいいように変われる場面や瞬間はたくさんあると思います。
何より人との関係を通じて、自分自身を見つめたり、相手のことを考えたりする力が養えるでしょう。
性格が受け身で引っ込み思案な人でも、お喋り好きな利用者様も多いので、聞き上手な人であれば、受け入れてもらえる環境は多いのではないでしょうか。
仕事を通じて、自分自身がいいように変われる場面や瞬間はたくさんあると思います。
何より人との関係を通じて、自分自身を見つめたり、相手のことを考えたりする力が養えるでしょう。
-この転職からどのようなことを学びましたか?
前職が介護職とは違う仕事だったため、大幅なキャリアチェンジでした。
しかし、自分がしたいこと、やりたい方向に向かって進むための勇気ある一歩だったと思います。
働くのは、ほかならぬ自分自身です。自分が「こうしたい」「こうなりたい」と思った先に転職があるのであれば、それは後悔のない新しいチャレンジです。
ぜひこれからも前を向いて人生を謳歌できるよう、転職を含めて考えていきたいと思っています。
しかし、自分がしたいこと、やりたい方向に向かって進むための勇気ある一歩だったと思います。
働くのは、ほかならぬ自分自身です。自分が「こうしたい」「こうなりたい」と思った先に転職があるのであれば、それは後悔のない新しいチャレンジです。
ぜひこれからも前を向いて人生を謳歌できるよう、転職を含めて考えていきたいと思っています。
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